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アニメ、鉄道、ゲーム、コンピューターなどサブカルチャー系を綴る個人ブログ。マイペースにやっております。

快速マリンライナーでゆく、瀬戸大橋の絶景堪能ツアー【青春18きっぷ周遊録 高松編'16春 vol.5】

3月12日、青春18きっぷ2回目分利用の高松編です。

高松を出発し、大阪へ。復路は瀬戸大橋線、山陽本線、東海道本線を利用して、往路と違ったスピード感を感じながら帰っていきます。

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(↑) 当シリーズキービジュアル

以下リンクの記事にて当ブログのシリーズ「青春18きっぷ周遊録」についての詳細を掲載しています。はじめての方は是非ご覧ください。

blog.esupi.jp

また、vol.1では今回の旅のルートや目的など掲載しています。

瀬戸大橋線(高松~岡山)

15:10 高松 == 快速マリンライナー(始発,岡山行) == 16:03 岡山
所要時間 53分 / 営業キロ 71.8km

予讃線(高松~坂出)

大阪への帰り道。まずは瀬戸大橋線で四国を抜け本州の岡山へと向かいます。思ってたより車内は空いてました。写真はすべて進行方向左側の車窓となります。

ちなみに「瀬戸大橋線」という名前はJR四国と西日本の共通愛称で、正式には「予讃線」「本四備讃線」「宇野線」の3つに分かれています。当記事の小見出しもこのように分けていきます。児島駅以北はJR西日本の管轄になります。

「本四備讃線」って路線名はこの記事を作成するときになって初めて知りました。手持ちのJR時刻表にすら瀬戸大橋線と書いてたくらいです。本州と四国を結ぶ重要な路線ですが、最近は高速の料金のほうが安いみたいで利用者がどんどん減りつつあるようです...。

定刻通り高松を発車です。223系のインバータが唸ります。さっきまで高徳線というローカル線にずっと乗っていたこともあって、いつも以上に加速やスピード感を感じます。瀬戸大橋線は最高速度130km/hと結構なスピードを出せる、全区間(予讃線,本四備讃線,宇野線全て)複線とJR四国の中で特に整っている路線です。次は坂出までノンストップです。

少しすると車両基地の高松運転所が見えてきました。JR四国の車両が勢揃いで是非紹介したかったのですが、鞄の中を弄っている間に通り越すというやらかしをしてしまったので写真はありません...w

気を取り直して...。電車は高松駅の次の香西駅を通過すると間もなくして、高松貨物ターミナルが見えてきます。四国桃太郎貨物駅という愛称もあるこの駅は、2000年に開業した比較的新しい貨物ターミナルです。

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(↑) 高松貨物ターミナル

さて高松市街地を出てからは山を避けるように迂回しながら西へと進みます。主要路線とはいえこんなのどかなところを颯爽と駆け抜ける場面も。地方路線の良いところは車窓の変化が激しいところですね。

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(↑) 国分駅ー讃岐府中駅 車窓

高松駅と坂出駅は営業キロにして21.3kmとそこそこの長さの区間ですが、15分程度で到着します。さすが223系です。坂出駅のある坂出市は瀬戸大橋の四国側玄関口として香川の中でも割と発展した街です。電車は再び高架区間を走り、坂出駅に到着です。

ホームには多めの荷物を持った人ばかりいました。それもそのはず、快速マリンライナーはこの後いよいよ瀬戸大橋を渡り、本州は岡山県の児島駅までノンストップです。ノンストップというか区間内に駅が無いので止まりようがないのですが...。この22.7kmの駅間を約15分で結ぶアクセスです。

本四備讃線(坂出(厳密には宇多津)~茶屋町)

車内の席がほぼ埋まるぐらい混雑するようになった電車は坂出駅を発車。発車後ちょっとした山の間を抜けてしばらくすると視界がグンと広がり、一気に明るくなりました。そして奥には吊り橋らしきものが...!恐らくあれが瀬戸大橋でしょう。電車の走っている高架はこの写真でもハッキリわかるように大きく橋に向かってカーブしています。このあと宇多津と茶屋町を結ぶ本四備讃線と合流します。

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(↑) 坂出駅付近

意外なことに瀬戸大橋の四国側の橋詰部分は工業地域で、車窓からは天然ガスタンカーが停泊していました。工業地帯好きにはダブルでワクワクできる場面です(僕はそこそこ工業地帯も好きです)。

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(↑) 瀬戸大橋四国側橋詰付近

時刻はちょうど15時半、今日は相変わらず天気に恵まれてます。電車は間もなく四国を離れ、瀬戸内海の上を走っていきます。さらば四国、またいつかお邪魔します!

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(↑) 瀬戸大橋四国側橋詰付近

今日一番の絶景です。今まで僕が乗ってきた電車の中でもトップレベルの車窓です。

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(↑) 瀬戸内海

鉄道道路併用橋で世界一の瀬戸大橋は「9368m」という驚くべき長さです。橋は主に2つの階層に分かれていて、上は高速道路、下が鉄道になっています。鉄道階層は4線まで敷設可能ですが、現在は2線しか敷設されていません。残り2線分のスペースは新幹線用らしいですが、整備新幹線にも指定されていない四国新幹線がココを走ることになるのは、まだまだ先の見えない話です。

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(↑) 瀬戸内海と橋内部

瀬戸大橋は瀬戸内海の小さな島々のいくつか繋いだ橋を連続するように合体(というニュアンスは変かもしれませんが)したものです。比較的大きな島としては2つほどあります。まずは瀬戸大橋を支える離島では一番大きい「与島」です。ちょうど本州と四国の真ん中ほどにあるこの島は高速道路のPAとしても利用されています。

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(↑) 瀬戸大橋車窓(与島付近)

次に目立つ島が「櫃石島」です。難読漢字かはわかりませんが「ひついしじま」と読みます。この島は結構本州寄りです。

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(↑) 瀬戸内海(櫃石島付近)

瀬戸内海の景色を堪能しているうちに本州が見えてきました。進行方向正面にはさっそく山が立ちはだかり、トンネルを真っ直ぐ抜けていくことになります。短い時間でしたが最高の車窓でした。

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(↑) 瀬戸内海(本州付近)

本州は岡山県に上陸です。住宅が急に増え、いつもの通勤路線の車窓になりましたが、奥の方にはまだ瀬戸内海が見えます。アンコールともいえよう景色です。

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(↑) 児島駅付近

電車は岡山県の児島駅に到着です。ココで車掌が交代し、JR西日本による運行になります。短い間でしたがJR四国にもお世話になりました。奥にはこの駅で折り返す湘南色の115系が停車していました。岡山行きの普通列車です。

ん? エレベーター棟の壁のあの質感ってもしかして...。

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(↑) 児島駅停車中

児島駅名標。ホームにぽつんと立っている至って普通の駅名標...

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(↑) 児島駅発車直後

何かおかしいですね、少し拡大してみましょう。

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(↑) 上記写真拡大

何かこの駅はジーンズと関係があるのでしょうか?

そう、いきなりタネ明かしをするとココ児島は「国産ジーンズ発祥の地」だとか。その知名度は低く、多くの方に知ってもらうためのアピールとして駅の一部をラッピングしたみたいです。僕みたいに児島に用がない通りすがりにも知ってもらえる良いPR手法だと思いました。

児島から先もしばらく線路はほとんど真っ直ぐの高架です。途中結構長いトンネルもあり、速度を考えないとまるで新幹線のようです。今後四国新幹線をミニ新幹線(在来線を走る新幹線)として開業することを狙っているのでしょうか。

さて写真は宇野線と合流した頃でしょうか。宇野線はこの高架の下を走ってます。

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(↑) 茶屋町駅付近

電車は茶屋町駅に到着。特に狙ったわけじゃなかったのですが、入線中に撮影したら真横に特急いしづち(8600系)の車両先端が写っていました! 正面からの写真はありませんが、この車両の顔は結構僕好みでした。JR四国には魅了される特急車両がいっぱいありますね。

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(↑) 茶屋町駅入線中

宇野線(茶屋町~岡山)

茶屋町駅を発車後また沿線の住宅はまばらに。

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(↑) 茶屋町ー妹尾駅 車窓

宇野線区間はだいたい複線ですが、時々単線になったりします。そこそこ過密なダイヤなのに色々不便では?と思ったりもしていました。

田んぼが広がったと思いきやまた住宅が急に増えてきて、岡山直前の途中停車駅である妹尾駅に到着です。快速マリンライナーの停車する駅と通過駅では全然付近の様子が違います。

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(↑) 妹尾駅 停車中

岡山市街地に入り高架を走ります。沿線は住宅やマンションで埋まり、都会らしくなってきました。山陽本線とも合流し、間もなく岡山駅に到着です。

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(←↑) 大元駅ー岡山駅 車窓 | (↑→) 岡山駅 本線合流直後

定刻通り16:03、岡山駅に到着しました。瀬戸大橋からの瀬戸内海の素晴らしい景色はもちろん、沿線の車窓の激しい移り変わりを高速で駆け抜けるところ、車両の快適さなど個人的には非常にポイントの高い路線になりました。

岡山駅

16:03 到着 == 乗換 == 16:11 出発
乗換待ち時間 8分

岡山駅では約8分での乗換です。岡山駅は山陽新幹線、山陽本線(赤穂線,伯備線)、宇野線(宇野みなと線,瀬戸大橋線)、津山線、吉備線と中国地方で最大の乗り入れ数となっています。電光掲示板は大阪駅並の規模でした。

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(↑) 岡山駅 コンコース(電光掲示板)

赤穂線、山陽本線の東方面のホームは3,4番線です。赤穂線でも帰れるのですが、今回はダイヤの噛み合わせ上、山陽本線を使います。

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(↑) 岡山駅 コンコース

岡山駅名標。やはり気になるのが次の「にしがわら・しゅうじつ」駅。漢字では「西川原・就実」ですが、駅名に「・」が入ってることにすごい気になりました。後ほど調べてみると、駅名の対立から暫定的にこうなってしまったという事情があることがわかりました。JRとしての正式駅名は「西河原」駅ですが、地元民や近隣にある就実大学の主張もあり、構内の駅名表示は全て組み合わさったものになってしまったみたいです。

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(↑) 岡山駅 3,4番ホーム 駅名標

電光掲示板一番上の段、普通相生行きに乗車します。そしてホームは大混雑。時間が時間とはいえここまで混雑するとは思っていませんでした。

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(↑) 岡山駅 3,4番ホーム 電光掲示板

奥の6番ホームには先ほど乗車した快速マリンライナーの223系が停車しています。そして間もなくしてやってきたのは国鉄製造車両の115系、もうお馴染みの顔ですね。モザイクでわかりずらいですが、相当な数の乗客が並んでます。なんとか乗車できましたが、ドアにもたれかかることもできず、奥へと押し込まれてしまいました。ここから約1時間、相生まで乗車します。

嫌な予感がする...

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(↑) 岡山駅 4番ホームに到着した115系

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次回、青春きっぷ周遊録はいよいよ高松編最終回!

ここまで来たらあとは山陽本線と東海道本線で楽々大阪へ帰れると思っていました。しかし「青春18きっぷを舐めてはいけない」、そう改めて感じさせる試練が待っていました...。

【次】

5月28日くらい