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アニメ、鉄道、ゲーム、コンピューターなどサブカルチャー系を綴る個人ブログ。マイペースにやっております。

長かった静岡ともやっとお別れ、東京へ向けてあと1本【青春18きっぷ周遊録 東海道編’16春 vol.4】

3月25日、大阪から東京への東海道本線の旅。'16春シーズン3,4回目利用分の東海道編です。静岡区間真っ最中、僕たちは静岡駅までやってきました。ここになってやっと湧いてきた東京に近づいているという実感がしてきます。東京までもうひと踏ん張りです。また、富士山は果たして見れるのでしょうか。

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(↑) 当記事キービジュアル (元画像の説明欄には※を明記)

以下リンクの記事にて当ブログのシリーズ「青春18きっぷ周遊録」についての詳細を掲載しています。はじめての方は是非ご覧ください。 

blog.esupi.jp

また、vol.1では今回の旅のルートや目的など掲載しています。

東海道本線(静岡~熱海)

16:05 静岡 == 普通(静岡発,熱海行) == 17:27 熱海
所要時間 82分 / 営業キロ 75.6km

静岡区間も残り1本!JR東海では最後の電車になります。静岡区間では一番時間も距離も長い電車です。

電車はまたまた211系。まさか3区間連続で同じ車両になるとは思ってませんでした。これでロングシート車は3連続になります。いくら乗ってもロングシートのあのクッションの硬さには慣れず、尻がヤバイ(語彙力0)です。

電車は定刻通り静岡駅を出発します。静岡を代表するターミナルとはたった4分の乗り換え時間でおさらばです。日も若干暮れかかり、のんびりしていたら東京に到着するのが遅くなりそうなので急ぎます。

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(↑) 静岡駅2番ホーム停車中の211系

今回も鈍行のこの電車、静岡発車後もしばらく新幹線と並走状態です。少し揺れながら軽快なスピードで走る211系を脇目に、700系やN700系はものともせず次々と追い越したりすれ違ったりしていきます。

少しして電車は「草薙(くさなぎ)」駅に到着。SMAPのくさなぎ君が頭に浮かびましたが、漢字だと「草彅」で異なるようです。というかこの写真、なんでわざわざ停車中に乗り出してまで撮影したんでしょう...w

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(↑) 草薙駅停車中 ドアから外を覗く

しばらくして電車は並走してた東海道新幹線から離れて、海側へと寄っていきます。そして電車は駿河湾の海岸線に沿って進んでいきます。海岸のすぐ傍まで山が迫っているこの区間では山陽本線の須磨付近を思い出しました。右側の車窓では障害物が1つも無い状態で駿河湾を眺望できます。非常に良い景色でしたが左側に座っていたのと車内混雑気味だったので撮影は断念。

電車は山と海に挟まれた由比駅に到着。駅ホームのスグ隣の建物らしき壁には「桜えびのまち 由比」と書かれていました。桜えびは由比の特産品なんだとか。桜えびにはよくお好み焼きでお世話になっています。地味ですが外すわけにもいかない具材ですね。味のアクセントになっておいしいです。

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(↑) 由比駅停車中 車窓

アニメの話になりますが、由比駅の次の蒲原(かんばら)駅では〈物語〉シリーズの神原(かんばら)駿河を思い浮かべました。"駿河"湾に面している部分も繋がっていて驚きました。というか神原駿河っていう名前の由来はこの地にあるのでしょうか。

電車は再び平野部へと出ます。ということはまた川がありそうですね。ここになって気づいてきましたが、静岡県は規模の大きい川が多く流れ込んでいて、その川によって作られた小規模な平野がいくつか点在しているようですね。西から天竜川、大井川、安倍川と...。そして今回は富士川です。

あれ空模様が...。静岡出発時はいい天気だったのですが、雲行きが怪しくなってきました。富士山目前になってこれはピンチです。

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(↑) 富士川ー富士 車窓

電車は東海道本線で一番富士山が見やすいらしい区間、富士ー吉原を走ります。しかしこの雲の量、ちょっとどころではありません。これでは少しも見れそうなチャンスがなさそうです。今回の旅で一番の車窓を期待していたのですが、これは残念。ちなみにこの写真、晴れてたら富士山がバッチシ映ってます。ほらなんか奥に薄っすらと...。

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(↑) 富士ー吉原 車窓

かなりテキトーですが晴れてたら多分こんな風に見れてたようです。本当に見たかったです。また見れる機会があることを祈ります。というか1回くらい登ってみたいなあ。

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(↑) 上の画像にラクガキ

富士山が見れなかったと嘆く間、電車は再び駿河湾の海岸線に沿って走ります。天気が悪くても海は綺麗ですね。

「まだ静岡か...」と友人と話しているうちに電車は沼津駅に到着です。駅舎のこの少し古びた感じいいですね。

またまたアニメの話になりますが、沼津は知る人ぞ知る「ラブライブ!サンシャイン」の聖地です。7月からのアニメスタート後からはファンがどんどん押し寄せてくるんじゃないかなと思います。地域活性化に繋がればベストですが、「ラブライブ!」の聖地の秋葉原と違って至って普通の地方都市ですから、騒いだりなどして地元住民に迷惑がかからないか外部の者ですが心配気味です...。

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(↑) 沼津駅停車中 ドア

沼津からは、新幹線との接続駅である三島、そして函南へと到着。これまたかなりの難読駅で「かんなみ」と読みます(反転してね)。初見で合ってたらすごいです。さて電車は函南駅発車後一気にスピードを上げ、熱海に向けてなが~いトンネルに入っていきます。

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(↑) 丹那トンネル入口付近 車窓

伊豆半島の根本の山々をまっすぐ貫くこのトンネルは「丹那トンネル」と呼ばれ、長さはなんと8kmもあります。もともとこの丹那トンネルができるまで、東海道本線は沼津から現在の御殿場線を経由し国府津駅に向かうという今では考えられない遠回りのルートを取っていたんだそうです。しかしこのトンネルの開通によって距離も時間も短くなり、今では東海道本線の確固たるルートになりました。

温泉地帯にあることからトンネル工事は難航、さらに様々な事故で70人近くの犠牲が出るなどかなり建設に苦労したという歴史があるようです。そのような苦労を知ると、よりこのトンネルの有り難みが感じられます。

トンネルに入ること10分近く、やっとトンネルから出ました。いやあ長かった! あらためてすごい(語彙力0)トンネルだなと感じました。

新幹線が高速で行き来していきました。熱海の大カーブでは新幹線はスピードが緩むみたいですが、それでも十分な速さです。

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(↑) 丹那トンネル出口付近 車窓

電車は熱海駅ホームに入線していきます。駅名標はJR東日本仕様になっていました!ここでついにJR東日本区間に入りました。熱海駅はJR東海とJR東日本の境界駅で、管轄はJR東日本が行っています。それでもまだここは静岡。でも静岡脱出まではあと僅かというところまで来ました。

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(↑) 熱海駅入線中

日もだいぶ落ち、若干薄暗くなってきました。電車は定刻通り熱海駅に到着です。静岡区間、ほんとに長かったです。もうゴール駅に着いたかと思うほどのこの達成感。温泉に入ってゆっくりしたいところですが、目指すのは東京です。

熱海駅では改札から出ませんが、1本あえて逃して比較的長い乗り換え時間をつくることにします。ここで軽い休憩です。

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(↑) 熱海駅3番ホーム

さて、東京までの電車はあと1本になりました。もう少し!

東海道本線(熱海~東京)

17:51 静岡 == 上野東京ライン普通(熱海発,深谷行) == 19:45 熱海
所要時間 114分 / 営業キロ 104.6km

当区間はページの都合上2つの記事に跨がります。区間別に中見出しを設定します。

ちなみに先に言っておくと、車窓はほとんど撮影してません。夜になり真っ暗で見えないっていうのもありますが、疲労感がヤバく半分寝かけてたからって理由もあります。たまにWikipediaなどから画像をお借りして色々書いていきます。

熱海~国府津

いよいよ熱海までやってきました。ここからはJR東日本区間です。JR東日本には5年以上前に東京行った以来お世話になります。TDL行く時に京葉線を使った記憶が懐かしいです。

こんな行き先が分岐した駅名標は初めて見ました。熱海駅の西方面は僕たちが今まで乗ってきた東海道本線と伊豆半島を走る伊東線に分岐しているから、このような表示になっているようです。函南駅が東海道本線の方ですね。JR西日本ではこんな駅名標は見たことないです。てかJR東日本の駅名標めっちゃ見やすいですね。

ほんと駅名標って面白いですよね、はじめて降りた駅だとかできる限り欠かさず撮影している気がします。スタイルとか鉄道会社...いや駅によっても違いがあるのですぐ確認したくなるんです。

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(↑) 熱海駅名標

先述の通り、熱海駅では30分弱ののんびりとした乗換待ち時間を作りました。先ほど僕たちが乗っていた熱海着の電車からはほとんどの方がすでに停車していた電車に乗り換えて行きましたが、僕たちはあえてそれを逃し、次の電車に乗ることにします。

ホームをうろうろしてると貨物列車が通過していきました。近くで見ると意外にも速いスピードで驚きました。かなりの長さで恐らく30両近くあったと思います。通過途中、何にも乗っていない台車がちらほらあったので友人Hと「乗れそうやな(爆)」と訳のわからんことを話していましたが、絶対に弾かれて...w

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(↑) 熱海駅を通過するEF210形電気機関車

トイレ休憩やら売店で食料購入やらと時間に追われずにゆったりと済ませていきます。熱海駅のホームにあったのは「NEWDAYS」という名前の売店。はじめて聞いた名前です。JR東日本の売店チェーンでしょうか(JR西日本でいうハートイン?)。売店というよりは小さめのコンビニのようでラインナップは豊富でした。友人Hはエクレア的なの買っていましたが、僕はあいにくケチなので何も買いませんでした。鞄の奥底から見つけた賞味期限切れのカロリーメイトで東京まで耐えます。

次来る電車を確認。僕たちが乗るのは17:51の上野東京ライン普通です。って15両!? 普段乗る電車だと長くても大阪市営地下鉄の御堂筋線10両編成ぐらいで、15両という数字にはビックリしました。さすが都心を走る電車です。それも埼玉県北部の深谷まで行くとは、かなりの運行距離ですね。ちなみに上野東京ラインは約1年前に開業したJR内の相互直通路線です。

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(↑) ホーム電光掲示板

少しして電車が東京方面からやってきました。熱海駅で折り返しての運転になります。E231系近郊タイプとE233系3000番台の連結車両でした。JR東日本で都心部を走る車両はほとんど新型系に置き換わってるようです。また、JR東日本の普通列車にはグリーン車というものがあるらしく乗る予定だったのですが、今回は普通車でも十分快適だったのでやめました。グリーン車ですが、18きっぷでもグリーン券を購入すれば乗れるようです。18きっぷで特急のような快適な座席に座れるのはいいですね。

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(↑) 熱海駅に入線するE231系近郊タイプ (※)

僕たちはE231系の方に乗車しました。車内は今までに見たことない特殊な座席配置でビックリ。セミクロスシートと呼ばれるこの配置はロングシートとボックスシートが合体したツクリになっています。長距離乗る人にも混雑にも優しい座席配置でいいと思いました。JR西日本はオールクロスシート(1+2列か2+2列)車が多くてありがたいと感じる一方で、混雑時は立てる場所が狭いという弱点がありまして...。

乗った際友人Hと僕だけだったので名古屋編vol.1以来久々に車内を撮影してみました。少し開いてるドアから見えていますが、熱海駅のホーム待合室はなかなか綺麗でした。しばらくすると車内温度を保つためかドアが閉まりました。割と居心地のいい座席クッションに深く座り込み、発車までのんびりとします。

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(↑) E231系車内(普通車)

結局車内ほとんどガラガラの状態で定刻通り、東京に向けて発車していきます。これから2時間近く乗り続けることになります。

発車後すぐ長いトンネルに入っていきます。そしてこのトンネルを抜けた所でついに静岡県を脱出!神奈川県に入りました。いやあ静岡、マジで長かった。でも思ってたよりも悪名高い路線でもなかった気がしました。

湯河原、真鶴とリゾート地として有名な地域を走り抜け、電車は根府川駅に到着です。この駅については是非紹介したいことがいっぱいありますね。

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(↑) 根府川駅入線中

まずこの駅、東海道本線で唯一の無人駅なんです。それもそのはず、駅付近には数十軒ほどの民家があるだけで乗降車数は600人程度とかなり静かな駅なんです。この旅の前からこの駅については色々興味を持ち調べていました。

電車は海の傍にあります。ホームから相模湾を一望できて良いです。しかしこの海とは悲しい過去があります。それは大正時代、駅開業からたった1年後に発生した根府川駅列車転落事故です。電車がこの駅に入線しかけた時、関東大震災によって引き起こされた地すべりによってホームごと流されるという想像もできない事故が今では静かなこの駅で起こりました。流されたホームは1番線ですが、その後貨物専用ホームとして利用したのち、今では撤去され2~4番ホームのみ残っています。1番ホームを作らないのはやはり事故の影響もあるのでしょうか?

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(↑) 根府川駅舎 (ja:User:D700master - Nebukawa station 20090419.jpg | Wikipediaより)

一方でここ近年この駅は良い意味で注目されるようになりました。またアニメの話かと思われそうですが、「ラブライブ!」の2期の11話でこの駅が登場したんです。少しというわけではなく、名シーンの舞台として登場したためファンの間でも話題となり、人気聖地になりました。「ラブライブ!」の聖地は都会が多いのですが、根府川駅は都会とはかけ離れた雰囲気がありますね。この記事の前半で話しましたが、今度の「ラブライブ!サンシャイン」は少し西方の静岡県沼津市が舞台になっています。ラブライバーとしては合わせて聖地巡礼したいなあと強く思っています。電車とアニメの2つが絡むことは完全に俺得ですね。

根府川駅にはこのように色々特徴があり地味ながらなかなか興味深い駅です。時間があれば是非途中下車したかったですね。

さて根府川駅発車後からは一気に暗くなったため、これ以降僕の撮影した写真はありません。必要時はWikipediaなどからお借りして紹介していこうと思います。

根府川、早川と静かな駅を過ぎ、その次の駅とは思えないほど大きな駅にやってきました。電車は小田原駅に到着です。小田原駅は東海道新幹線、東海道本線、小田急、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道と5社も乗り入れている重要なターミナルです。

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(↑) 小田急電鉄 通勤型車両 3000形  各停本厚木行き (HonAtsu - Odakyu Commuter3000Seris Local.jpg | Wikipediaより)

僕の中で小田原といえば小田急のイメージが強いです。小田急はよく混雑路線としてニュースなどで耳にすることが多いです。混雑率が200%が超えると聞きましたが、いったいどれだけ窮屈なのか想像できません。Youtubeでラッシュ時の駅の様子を撮影した動画を見たことがありますが、人がこれでもかというくらい押し込まれている光景は地獄ですね。最近は複々線事業が進んでいるらしく、沿線民ではありませんが混雑が改善されることを願っています。あと小田急はカッコいい車両が多いですね。ロマンスカーはもちろんですが、僕は通勤形車両の2代目3000形が少数派かもしれませんが好きです。失礼しました、JRの話に戻ります。

熱海を出発して約40分、今度は国府津駅に到着です。沼津の時は紹介しませんでしたが、読み方は「こうづ」です(反転してね)。この駅は沼津から熱海を囲む山地を避けて御殿場市を通るように迂回する御殿場線の終端駅でもあります。それにしてもめっちゃ学校っぽい駅舎ですね。中にはJRの事務所が入っているようです。

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(↑) East Japan Railway and Central Japan Railway,Kozu Station. /国府津駅駅舎 (PekePON - Odawara Kozu Station 2008 march.jpg | Wikipediaより)

ちなみに御殿場線は長い時間車窓から富士山を楽しめる路線らしいです。今回見れなかったのが本当に悔しいので、今度東海道本線を主にした旅をするときはいっそ御殿場線に乗って存分に楽しもうかと企てています。

熱海~東京区間はまだまだ!国府津~東京はvol.5に続きます。

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【次回予告】

次回青春18きっぷ周遊録は東海道編vol.5!東京まであとわずか、ついに大阪から東京を目指す約11時間の旅もゴールを迎えます。東京駅に着いた時の達成感はいかがなものか。次回東海道編最終回となります。 ―続

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