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アニメ、鉄道、ゲーム、コンピューターなどサブカルチャー系を綴る個人ブログ。マイペースにやっております。

鉄道博物館へ行ってきた!ニューシャトルってなんぞや?【青春18きっぷ周遊録 東京近郊編'16春 vol.3】

3月28日、東京近郊をテキトーに乗り潰す回。'16春シーズン5回目利用分東京近郊編です。東京駅から大回り乗車をしてメイン目的駅の大宮駅に到着。わずかな時間ですか、大宮に来たからには鉄道博物館へ行きます!今回だけ撮影写真多くなるかな?

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(↑) 当記事キービジュアル (元画像の説明欄には※を明記)

以下リンクの記事にて当ブログのシリーズ「青春18きっぷ周遊録」についての詳細を掲載しています。はじめての方は是非ご覧ください。 

blog.esupi.jp

また、vol.1では今回の旅のルートや目的など掲載しています。

メイン目的駅:大宮駅

13:37 到着 == 大宮

東京近郊編でメイン目的駅となる大宮にやってきました。時間的な余裕がないので、目的はただ1つ「鉄道博物館へ行くこと」です。

そういやいつ昼飯食ったのと思われそうですが、昨夜買っておいたパンを携帯し、移動中に食べておりました。できる限り時間を確保したいのと、若干金欠だからというのがあります...w

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(↑) 大宮駅名標(埼京線・川越線)

大宮駅で途中下車というわけで改札を出ます。天井からぶらさがった案内にも鉄道博物館の文字がありました。また、少し最近に駅構内のリニューアルが行われたそうです。

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(↑) 大宮駅構内案内

北改札を出るとすぐ近くにてっぱく通りという名の通路がありました。「てっぱく」は鉄道博物館の略です。鉄道博物館へ行くためには大宮駅からニューシャトルという新交通システムに乗っていく必要があり(歩いてでも行こうと思えば行けますが)、JR北改札からニューシャトル改札までの連絡通路としてこのような名称が名付けられました。長さ110mの通路はルミネ大宮の一部として様々なショップが展開されています。

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(↑) てっぱく通り

てっぱく通りを歩いてニューシャトルの改札へと行きます。

ニューシャトル(大宮~鉄道博物館)

JRとは一旦おさらば。ニューシャトル大宮駅にやってきました。平成初期って感じの看板がお出迎え。JR大宮駅と違った雰囲気の改札前にやってきました。気になったのが改札近くにある「シャトルの木」、写真にも写ってます。JR大宮駅の待ち合わせ場所としてお馴染みの「まめの木」に対抗したものでしょうか? シャトルの木近くで待ち合わせをしている方は誰もいませんでしたが...。

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(↑) ニューシャトル 大宮駅 改札口付近

ニューシャトルは一応鉄道という分類ですが、普通の鉄道とはちょっと違います。というのもニューシャトルは「案内軌条式鉄道」と呼ばれ、ひと回り小さな車両がゴムタイヤで専用の道を走る、電車とバスの間のような乗り物なんです。「新交通システム(AGT)」と言うとピンとくる方も多いはずです。他のAGT路線だと東京のゆりかもめや大阪のニュートラムが有名ですね。大阪住みなので後者の方はたまに利用しています。ちなみにゆりかもめやニュートラムは無人の自動運転ですが、ニューシャトルはワンマン運転です。全国的にはあまり有名じゃないですが、ゆりかもめやニュートラムよりも先に誕生したAGTの古参路線です。

切符を購入し、いざホームへ。券売機には鉄道博物館来場者用の往復乗車券を選択できるボタンがありました。往復で380円とそこそこ高いですが、コチラを購入しました。

ホームは新幹線の走る高架の真下にあるので少し暗いですね。

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(↑) ニューシャトル大宮駅ホームから軌道の奥を眺める

しばらくするとやってきました。コチラは2000系になります。これまたかわいらしい車両ですね。ニューシャトルは大宮駅と内宿駅を結ぶ伊奈線という単独路線のみを運行しています。

ホーム上にはホームドアの代わりなのか、どこにでもありそうな普通の柵が設置されていました。乗った時刻は忘れたので明記しませんが、間もなくして出発。車内はそこそこ混雑していて、特に子供連れの親子が多かったです。恐らく鉄道博物館目的でしょう。

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(↑) 鉄道博物館駅を発車する2000系

ニューシャトルは新幹線の高架を挟んで上下線が完全に分離していて、大宮駅ではUターンする構造になっています。大宮駅を発車する内宿行きの下り線は発車後、建物を囲むようにぐるっと周った後、新幹線と並走状態になります。ほんとにすぐ真横が新幹線の高架なので、片側の車窓からはコンクリートの壁しか見れませんでした。

途中、新幹線が追い越す音だけが聞こえてきました。もうちょっと高いところを走ってくれたら新幹線見れるのに、と心の中で叫んでいました。

鉄道博物館駅へは大宮駅からわずか1駅、約3分での到着です。指が若干写っちゃってますが、鉄道博物館駅のホームから大宮方面を撮影しました。新幹線のごつい高架と並ぶとそのコンパクトさは一目瞭然。想像以上に幅が狭かったです。

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鉄道博物館の駅名標。シンプルなデザインです。2004年に鉄道博物館が開業するまではもともと大成駅という名前だったので、括弧名で残っています。この駅で乗客の半分ほどが降りました。

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(↑) 鉄道博物館駅名標

鉄道博物館駅から鉄道博物館へは徒歩1分と好アクセス。大宮駅からでも行けますが、徒歩25分程度かかります。真夏なら汗だくになるほどの距離ですし、ここは鉄道博物館のコンテンツの一部としてニューシャトルを利用することをオススメします。なかなか面白い乗り物ですので。

さて、改札を出ると鉄道博物館の入り口へ直結の通りがありました。このエリアはプロムナードと呼ばれ、入場料を支払う前から楽しめる鉄道博物館の展示の一部です。

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(↑) 鉄道博物館 プロムナード

D51蒸気機関車の先頭部分や車輪の展示がありました。何の車輪か忘れましたが、写真の一番左の車輪めちゃくちゃでかいですね。あと鈍感な僕は気づきませんでしたが、天井の装飾がダイヤグラムみたいになっていたり、床に新幹線の時刻表が書かれているようです。車輪ばっかり見てて全然気づかなかった...。

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(↑) プロムナードの車輪展示

さて、いよいよ鉄道博物館へ入っていきましょう!

鉄道博物館

時間の都合上、1時間だけですが鉄道博物館を見学してきました。見るのに必死であまり写真撮影していないのと、2018年夏に大規模なリニューアルが予定されているということなので、軽くざっと紹介していきます。

リニューアルについて追加で説明。鉄道博物館は2018年に今ある本館のリニューアルに加え、新館の建設が予定されています。最近になって京都鉄道博物館がオープンし、注目それてしまっていますが、このリニューアルでどう巻き返すか期待ですね。とはいえリニューアル前の今でも十分見応えのあるものでした。

www.railway-museum.jp

リニューアルに伴い、さよならイベントというものもやっているみたいです。

メインエントランス

さて、中に入っていきましょう。先ほどのプロムナードをほんの少し歩くとメインエントランスに到着です。

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(↑) メインエントランス

料金は大人だと1000円ですが、小中高生だと500円と学生にオトクな価格設定でした。入館すると右のほうで入場チケットの販売機が設置されています。500円を入れボタンを押すと出てきたのは「ICカード」。これはなかなか面白いですね。

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(↑) 入場ICカード

いざ入場口へ向かうとIC専用の入場ゲートがいくつか設置されていました。これにタッチして通るわけですね。ちなみに専用の入場ICカードを買わなくても、SuicaやICOCAなどの交通系ICカードでも入場できるそうで、これは便利です。改札を連想させる鉄道博物館らしいユニークなものですね。

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(↑) ICカード専用の入場ゲート

ヒストリーゾーン

それでは奥の方へと入っていきます。入場ゲートを通ると、奥の壁が一面ガラス張りの明るいロビーになります。まずは鉄道博物館のメインエリアとなるヒストリーゾーンに行きます。

ヒストリーゾーンに入って、最初に目についたのは「人車(実物)」。名前の通り、動力がの鉄道です。こんなものも本当にあったんですね。人が乗って人が押すというのはなかなかシュールです。もちろんデメリットだらけなので動力化が進むと一気に消えていったそうです。

そして左の写真がEF55形式電気機関車です。名前は初めて聞いたものですが、僕が惹かれたのはこの先頭部の形状です。1936年と結構昔に製造されたものですが、この頃から新幹線のような流線形の車両があったんですね。しかし速度は95kmと決して速くなく、たった3両で製造が打ち切られたという悲しい過去があるようです...。

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(←↑) 人車(ヒストリーゾーン1F展示) | (↑→) EF55形式電気機関車(ヒストリーゾーン1F展示)

そしてコチラは弁慶号機関車です。アメリカから輸入された機関車らしいですが、自分がよく知る機関車と違って、おもちゃ風のレトロな感じ(語彙力0ですが褒め言葉です)がいいですね。

また鉄道博物館では駅の再現にもこだわりがありました。コチラはクモハ40形式電車。昔の通勤型車両です。このような駅と電車が組み合わさった展示は他にもいくつかありました。なかなか面白いです。

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(←↑) 弁慶号機関車(ヒストリーゾーン1F展示) | (↑→) クモハ40形式電車(ヒストリーゾーン1F展示)

そして何よりもヒストリーゾーンでのメイン展示はこれ、C57形式蒸気機関車です。ヒストリーゾーン1Fの中心には転車台があり、そこに堂々たる風格をなして展示されていました。館内に転車台があるとは驚きです。

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(↑) C57形式蒸気機関車(ヒストリーゾーン1F展示)

さらになんとこの転車台、動きます毎日12時と15時に実演があるということで、時間が合った15時の実演を見てきました。少しですが、動画を撮ったのでうpしました。結構多くのお客さんが集まってますね。平日ですが春休み期間なので賑やかです。

他にも色々紹介したいヒストリーゾーン1Fの写真がありますが、ページの都合上省略。展示方法に様々な工夫が施されているので見応えを感じることができました。

てっぱく広場

次はてっぱく広場にやってきました。ヒストリーゾーンのある本館を南へ出たところにあるこの広場は小さな子供向けのエリアですが、少し紹介していきます。出てすぐのところには現在は運用が終了している京浜東北線209系の可愛らしいミニ電車がありました。

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(↑) ミニ京浜東北線209系(てっぱく広場)

そして僕が気になったのはその横にあるこれ。初めて見たので衝撃的でした。線路の上をトラックが走ってますよ保守用車として線路の点検など工事に使用されるこの乗り物は軌陸車と呼ばれ、鉄道の保守において重要な役割を果たしてるんだとか。もちろん通常の道路も走行できます。

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(↑) 鉄道用3t3転ダンプ(軌陸車) (てっぱく広場)

今更ながらの説明ですが、鉄道博物館は新幹線と在来線の間の細長い土地に建てられています。東側には新幹線の高架があり、西側には高崎線などの在来線が走っています。在来線の方は高架ではないので、てっぱく広場からでもそこそこ近くから鉄道ウォッチングが楽しめます。通過頻度が多いので飽きません。

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(↑) 傍をJR在来線が走る(てっぱく広場から)

てっぱく広場を後にします。そうそう、もうひとつヒストリーゾーン1Fの展示で大事な紹介忘れていました。それはコチラ、新幹線0系です。ヒストリーゾーンの中でも分けられた別の空間に展示されていたので最初はスルーしてました。新幹線の元祖としてこういった博物館で何度も見てきましたが、やはり見飽きないオーラ的なものを感じます。

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(↑) 新幹線0系21形式(ヒストリーゾーン1F展示)

ヒストリーゾーン2F

次はヒストリーゾーン2Fへ。ほとんど1Fからの吹き抜けなのでエリアの大きさはそれほどですが、1Fの展示を俯瞰できるのは良いですね。撮影位置は異なりますが、さっきのでSLの転車台実演の動画も2Fから撮影しました。

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(↑) 2Fからヒストリーゾーン1Fを眺める

ヒストリーゾーン2Fは横にずらあ~っとなが~~い鉄道年表が主な展示になります。年表だけでなく、それに関連した資料も展示されているのでなかなか見応えアリです。

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(↑) 鉄道歴史年表(ヒストリーゾーン2F展示)

他にもコレクションゾーンなど様々な資料展示を見てきましたが、コチラもページの都合上省略。鉄道に関する学びを深める場も充実していました。

ちなみに本館の北側外にあたるパークゾーンノースウィングに行くのは忘れてました。なんで忘れたかって言うと、北側に出ようと思ったらその出入り口手前にグッズショップがあってついつい体が吸い込まれてしまったんですよ。で、そのまま時間潰し切ってしまうという...。

ということで先に売店の話を。北海道新幹線開業直後だったため新発売の限定グッズが陳列されていて、売店はかなり混雑していました。僕は昼食を削るほど金欠なので、デザインに惹かれてこの「てっぱくボールペン」だけ購入しました。鉄道博物館のロゴが入っただけなのでどの場面でも使えそうなボールペンです。車輪をイメージしたこのシンプルなロゴ、結構気に入ってます。これからの鉄道旅のメモなどに愛用していきたいと思います。

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(↑) てっぱくボールペン

パノラマデッキ

最後に屋上へ行きます。屋上はパノラマデッキになっていて、なんと高架を走る新幹線がココから見れます新幹線が鉄道博物館付近を通過する時刻が表示されているモニターがデッキ上に設置されていました。ここを通る新幹線は東北や北陸や上越など多くの路線が集約しているため、様々な車両の新幹線を楽しむことができます。

時間が許す限り2枚、新幹線を撮影出来たので紹介です。まずは約1年前に開業した北陸新幹線!E7系です。今走っている新幹線の中で一番好きなデザインです。青と金の組み合わせって最高じゃないですか?

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(↑) 新幹線E7系(パノラマデッキから撮影)

お次は北海道新幹線H5系!
と思いきやコチラは東北新幹線E5系でした。E5系とH5系は外見が似てるのでパット見だと見分けがつかないですね。一番わかり易い違いは車体の帯のカラーでしょうか。この写真だとピンクですが、北海道新幹線のH5系はラベンダーです。ちなみにこの車両の好きなところは先端部の流線形です。これは北陸新幹線も勝てない美しさがあると思います。新幹線で最も速いスピード(営業速度:320km/h)を出すだけありますね。

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(↑) 新幹線H5系(パノラマデッキから撮影)

と新幹線も間近に見れたところで鉄道博物館を後にします。楽しかった~。

ちなみに、6月26日までこんな特別企画展が開催されていました。僕の投稿ペースが遅すぎてもう過ぎてしまいましたが、なかなか面白かったです。津軽海峡の交通や、後に完成した青函トンネルを通る鉄道がテーマになっていました。

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(↑) 鉄道博物館駅構内の広告

わずか1時間ちょいの見学でしたが、北側外のエリアを除き、急ぎ足ながら一通り館内を周ることができました。ホントはもうちょっと時間をとってじっくり見学したかったんですけどね。今日の18きっぷルートは当日決行で組んだもので、鉄道博物館に行くことも今日になって初めて決まったことなので仕方ないですね。今度は2018年のリニューアル後にじっくりと楽しめる時間を作って行きたいですね。

大宮へ戻る

時間に余裕があるっちゃあるんですが、飛行機だけは逃すと洒落にならないので、早めに東京方面へ戻ることにします。ホテルに預けてる荷物を取りに行く必要もありまして...。

帰りももちろんニューシャトル。大宮駅へと戻ります。やってきたのは1050形53編成。これまた興味深い車両ですね。行き先がアナログ看板というのも良さがあります。学習能力ゼロというわけでまた写真に指が写ってしまいました(キービジュアルで指が無いのはちょこっと加工して隠したためです)。

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(↑) 鉄道博物館駅に到着する1050系53編成 (※)

この記事を作る際に調べてわかったことですが、実はこの編成は特別仕様のものだったんです。1050系は編成ごとにそれぞれ色が異なるのですが、この53編成はベージュと深緑の2色塗装になっています。何か見覚えのあるこの色の組み合わせ...。そう、2013年に引退したあの200系新幹線じゃないですか。この塗装は200系引退記念に行われたもので、3年経った今でも変わらず運行している車両だったんです。

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そうして再び大宮駅へやってきました。鉄道博物館に行ったことで3泊4日の東京旅行のプログラムも全て終え、ここからは大阪へ向けての長い帰路が始まります。

JR南改札にやってきました。一昨日(3月26日)開業した北海道新幹線の開業案内が大きく目立ちます。大宮駅もその路線の一部で、現在の北海道新幹線の終端駅にあたる「新函館北斗駅」までは3時間38分かかると表示されていました。まだ帰宅ラッシュの時間でもないですが、行きにやってきたときと比べて駅構内の人の数が多くなってますね。

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(↑) 大宮駅南改札

少しの時間でしたが、これにて大宮を後にします。まずは東京方面へと戻り、ホテルへ向かっていきます。早くも次回、東京近郊編最終回です。

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次回、「青春18きっぷ周遊録 東京近郊編'16春 vol.4」。
東京近郊編最終回。大阪への帰路が始まります。18きっぷで目指すは成田空港駅です。
―続

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