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アニメ、鉄道、ゲーム、コンピューターなどサブカルチャー系を綴る個人ブログ。マイペースにやっております。

特急ワープは甘い! 普通だけで高山本線制覇目指す【青春18きっぷ周遊録 高山編'18春 vol.1】

今シーズンのメイン回「高山編」、ついにスタート!

途中下車ほとんどなし乗換3回移動距離226km移動時間6時間...。ノンストップ高山本線完全乗破の旅が始まります。

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当記事キービジュアル (該当写真は※印で後に記載)

以下記事では当ブログシリーズ「青春18きっぷ周遊録」についての紹介を掲載しています。当シリーズ記事が初めての方はチェック!

blog.esupi.jp

合わせて、'18春シーズンの18きっぷ利用予定を別記事でまとめてます。コチラもどうぞ。

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今回のルート

総距離: 225.8km / 総乗車時間: 306分

3/22~3/24にかけて行った2泊3日のんびり18きっぷ旅の2日目の一部区間です。ルートはいたってシンプル。高山本線の全区間(富山~岐阜)を完全制覇するべく、富山を出て上り方面の岐阜へと向かうルートです。

富山~猪谷JR西日本区間猪谷~高山~美濃太田~岐阜JR東海区間となります。今回の旅では乗換の都合上、途中下車は美濃太田駅で改札外の売店に行く以外途中下車(改札から出るという意)はしません。よって今回は観光要素皆無完全な乗り潰し記事となります。なお、高山~美濃太田は163分もかけて乗り換え無しで行く長距離運行です。改めて地図で見てみると驚くほど長い距離...!

そして記事は北陸編と同様に2本立てでお送りしたいと思います。vol.1は富山~久々野vol.2は久々野~岐阜となります。中途半端なところで切れてますが、高山で切ると両記事のバランスがあまり宜しくないので、少し行った久々野まで今回のvol.1で取り上げていくことにしました。宜しくお願いします。

※この後の2泊3日のんびり18きっぷ旅では名古屋方面に行ったり、次の日は名古屋から東海道本線で東京へ向かったりしていますが、いずれも'16春の東海道編と重複するので今シーズンの18きっぷ周遊録では取り上げません。

【スタート】富山

富山 == 08:14 出発

※富山で撮った写真は全てピントがあってなくてとなりました※

高山編の始発駅はもちろん始点の富山駅から! 昨日は北陸本線乗り潰しで疲れましたが、ぐっすり眠れました。時刻は午前7時、富山駅近くの東横インに僕たちはいます。東横インで安定の無料朝食を済ませつつ...。何かご当地メニューがあるかと思ってたのですが、何もなかったので少し残念です。

...とのんびりしていたところ、気づけば列車の時刻ギリギリ。富山駅へダッシュする羽目になりました。僕たちが乗る8時14分発の猪谷行きの列車へダッシュします。

改札で18きっぷ3回目分のスタンプを駅員さんに押してもらうと親切にも「あと少しで発車するから2番線へ急いで!」と教えてくれました。2番線は3番線の先頭部分がえぐれた感じのところにあるのですが(語彙力なさすぎて説明できない)、本日も同行してい友人H氏がそれに気づかず3番線の電車に乗車しそうにw それに乗ったらではなく、に行くところでした。というか僕たちの乗る列車は猪谷行きです。ダメダこりゃ。

そんなパプニングありながらもなんとか滑り込み乗車。乗る瞬間には歩いたから駆け込み乗車では無いという屁理屈はさておき、なんとか列車間に合って無事富山駅を出発します。これを逃すと、なんと次の猪谷行きは2時間20分後でした。都会なら1本逃しても全然なんとかなりますが、こんなところで逃すと本当に大変です。車内には時間帯もあって学生やサラリーマンが多くいました。この列車を逃したら遅刻確定なんてちょっと寝過ごしたら終わりですね。恐ろしいです。

そんなわけでかなり慌ててまして途中急いで駅やら列車やらの写真を撮影したものの全部ブレてました。うん知ってた。

北陸本線(富山~猪谷)

08:14 富山 == 普通(猪谷行) == 09:02 猪谷
所要時間 48分 / 営業キロ 36.6km

※画像はすべてクリックで拡大表示されますので是非ご利用ください

定刻通り富山駅を出発します。2両の短い列車内は立つスペースが無いほど大混雑。学生やサラリーマンは先述の通り、何言ってるかさっぱりわからない言語を喋るアジア系の方や僕たちのようにバックパックを背負った旅人など様々な乗客で溢れます。出発直前に乗り込んだ僕たちは当然立つことに。

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富山ー西富山 右側車窓

ちょっと余談なのですが、僕たちが乗っているのは電車ではなく列車。もっと言えば気動車、ゆえに高山本線は全区間非電化です。電車は架線から電気を取って走ってる列車の1種なので、気動車電車ではないのです。つい線路の上を走る乗り物のことを電車と呼んでしまいがちなのですが、気動車のことを電車と言うのは大きな間違い...。僕たちは日常的にあまり意識せず電車を使ってしまうので気をつけたいところです。と偉そうに言いながらも、当記事では意識して列車と表記するようにしていますが、時々癖が出て電車になっているかもしれませんw なお気動車という言い方は僕自身あまり馴染み深いものではないので万能な列車という言葉を使っていきます。

なんかややこしくなってしまいましたが、この問題をさらに深く掘ることができます。詳しくはニコニコ大百科で丁寧に解説されてましたので興味のある方は是非。

dic.nicovideo.jp

さて電車は富山駅を出て間もなくして神通川を渡ります。4大公害病の「イタイイタイ病」によって不本意ながら全国的に有名になってしまった川ですね。

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神通川 (富山ー西富山 右側車窓)

次の西富山駅に到着。昨日行った南富山駅もそうでしたが、あんなに発展してる富山駅に対して住宅が周辺に立ち並ぶだけの物静かな駅です。

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西富山駅

そして列車は県道59号を渡ります。通勤時間帯ということあって富山駅方面はものすごく渋滞していました。もうずーっと奥の方まで列が続いてます...w

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西富山ー婦中鵜坂 右側車窓

西富山の次の婦中鵜坂駅はもともと臨時駅だったのが常設駅に格上げされたんだとか。高山本線で過去に行われた社会実験で3年間限定として作った駅でしたが、利用者がそれなりに見込まれることがわかって常設化に向けた申請をしたそうです。

その次の速星駅では多くのサラリーマンが降りていきました。密閉空間に多くの人がいたので窓ガラスがかなり曇ってます。

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速星駅 2番ホーム

千里駅では僕たちが乗っている列車と同じキハ120形と行き違います。曇っててほとんど見えないですねw ちなみに「ちさと」と読みます。大阪人の癖でつい「せんり」と読みそうになります。

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千里駅

市街地からすっかり離れ、田園地帯が広がってきました。なんにもないと言ったら失礼ですが、まあ...なんにもないですねw

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東八尾ー笹津 右側車窓

と思ったらまた住宅が増えてきました。これまでの車窓と違って背後には険しい山々が連なっています。

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東八尾ー笹津 右側車窓

笹津駅付近で富山平野は終了し、ここからは神通川と一緒に山間部を縫うように列車は走っていきます。

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神通川(奥に神通川第3ダム) (笹津ー楡原 右側車窓)

山間部に突入して間もなくすると反対側の車窓にダムが見えてきました。「神通川第2ダム」です。神通川は水源と河口の標高差が1600mもあり、それを生かしてダムがたくさんあります。ちなみにちょこっと見えてますが、窓にはブラインドではなくなんとカーテンがついてました。昔ながらの客車って感じですね。

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神通川第2ダム (笹津ー楡原 左側車窓)

そして楡原駅に到着。難しい漢字ですが、「にれはら」と読みます。停車中車窓からはもう使ってなくて荒れているホームがありました。この駅は昔は2面2線で列車交換が行われてましたが、今はもう使ってないみたいです。ホームと言うよりかはコンクリで高さを上げただけって感じですね...。

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楡原駅(未使用ホーム)

楡原を出発して当列車の終点、猪谷駅へと列車は走ります。楡原駅を出発して間もなくすると滝が見えてきました。この区間には他にも猪谷寄りに「常紅の滝」といった観光名所になっているところがあるみたいです。列車内から滝を見る機会ってなかなか無いので新鮮ですね。

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楡原ー猪谷 右側車窓

その「常紅の滝」へとつながるのがコチラ(多分)。ちょっと奥なので列車からは見れません。やはり山奥では雪が溶けずにまだしっかりと残ってました。奥の山からは煙のようなものが立ち上ってます。

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楡原ー猪谷 右側車窓

間もなく猪谷というところまで来ました。見かける度にいつも思うのですが、山の斜面に立っている鉄塔ってすごいですよね。こういうところに鉄塔を作る際には資材運搬のためにヘリやモノレール敷設でルートを確保してるそうです。そこから重機を持ち込んでやるとなればまた...。大変な作業であることが容易に想像できます。

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楡原ー猪谷 右側車窓

そんなことを考えつつ定刻通り猪谷駅に到着です。

【乗換】猪谷

09:02 到着 == 乗換 == 09:11 出発
乗換時間 9分

猪谷駅で今度は高山行きの列車に乗り換えます。JR西日本とJR東海の境界駅になっていて、富山駅を出た普通列車はこれ以上先に行くことはなく乗り換える必要があります。

まずは富山から猪谷まで乗ってきたキハ120形! この列車は上り方向と下り方向で顔の色が異なります。上り方向はこのように緑色ですが、反対側は赤色というちょっと変わったデザインです。

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キハ120形 (2番線停車中)

キハ120形はJR西日本のローカル専用小型気動車としていろんなところで使われてます。僕が過去に乗ったことある路線だと、関西本線の加茂~亀山にも使われているようで。確かにあの紫の列車もこんな形でした。

ホームに降りて列車を待ちます。猪谷駅には貨物線や待避線などがあり、線路敷地は広いです。また過去には猪谷駅から神岡鉄道神岡線という路線も出ていました。この路線は神岡鉱山で発掘された鉱石を運ぶのが最初の目的で2006年まで運行してたのですが、今は廃止されてしまいました。

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猪谷駅ホームからの景色

猪谷駅はJR西日本の管轄なので駅名標はまだJR西日本仕様です。ここでJR西日本はお別れです。

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猪谷駅名標

そして数分後に列車がやってきました。キハ25形です。313系と超そっくりですが、大きく違うのはやはりパンタグラフの有無です。でもそれ除けばほんとに区別つかない、、、というか全く同じなのでは??

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キハ25形 (1番線入線中)

車内へ入ります。後ろの車両の扉しか開かないという謎仕様でした。予想に反して猪谷まで乗ってきた車両とはうって変わってピカピカの車両です。ローカル線といえば国鉄時代から使い続けてる車両が運用されてるイメージが強いのですが、最近はこのように新型車両の導入が進んでいるんですね。

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キハ25形車内(高山方先頭1両目)

まあでも欲を言えばロングシートじゃなくてクロスシートが良かったなあ...w キハ25形はクロスシート車もあるみたいなのでこのあとの乗換に期待します。

9分というわずかな時間でしたが今度は高山目指して出発です! 

北陸本線(猪谷~高山)

09:11 猪谷 == 普通(高山行) == 10:14 高山
所要時間 63分 / 営業キロ 52.8km

猪谷駅での接続は都会並みの対応でしたが、実はこれを乗り逃すとなんと普通列車は11:23、つまり2時間2分後まで来ません。高山本線、本当に本数少ないですね。

というわけで定刻通り猪谷駅を発車です。さっそく遠方にトンネルが見えてます。

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猪谷駅停車中 前面展望

神通川は猪谷駅から少し先で宮川高原川に分かれます。この分岐点が富山県と岐阜県の県境にあたり、高山本線は宮川にほぼ沿ったルートになっています。なお宮川は岐阜県内での神通川の名称です。先ほど挙げた神岡鉄道神岡線は一方の高原川に沿ったルートになっています。

衛星写真を見るとびっくりしますが、猪谷からはさらに山地と山地の間が狭くなり、ほんのわずかな隙間を縫うようになっています。途中橋がいくつもあり、宮川と何回も交差します。

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猪谷ー杉原 右側車窓

さっき渡った川と同じ川をまたすぐ渡るw 川は見るからに流れが激しいことがわかります。もうすっかり春といえるようになったこの時期、雪解け水が山から川へとどんどん流れていきます。

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猪谷ー杉原 右側車窓

猪谷駅を出て10分して岐阜県内最初の駅、杉原駅に到着です。駅ホームにはまだしっかりと雪が残ってました。

駅名標上部に「飛騨最北端の駅」と書かれています。富山を出て岐阜県の飛騨市に入りました。

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杉原駅

杉原駅を出て少しすると面白い光景が川の向こうで見えます。これは国道360号線なんですが、「覆道」と呼ばれるちょっと変わった建造物です。トンネルによく似ていますが、トンネルではありません。谷側が吹き抜けになってますね。

覆道は川沿いに道を作ろうとするも、山もまた川に迫っているときに作られます。落石や土砂崩れによって事故や道路封鎖が起きないようにしてるんだとか。山間部を通る道路にはたまにあるそうです。

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杉原ー打保 右側車窓

コチラは飛騨市宮川町戸谷地区。山肌が所々白く、また平地部分も雪がよく残っています。いつも思うんですが、こういうところに住んでる人っていったいどんな生活してるんでしょうか。コンビニやスーパーは近くにないし...、自給自足?? いやまさかそんなわけないですよね。

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杉原ー打保 右側車窓

打保駅を出るとまた住宅などの建造物が完全に車窓から消えます。打保駅と坂上駅は10kmも離れていて、この間の車窓は特に自然に満ち溢れています。

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打保ー坂上 右側車窓

下の写真で見えているのは国道360号線。トンネルを出たらすぐ川を渡る橋ってなかなかの迫力です。免許取って車買ったら(いつの話になるやら)走ってみたいですね。

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打保ー坂上 (打保ダム付近) 右側車窓

川の向こうに集落が見えてきました。引き続き宮川に沿って走る高山本線ですが、宮川が蛇のようにグネグネとしているため、このようにたまに離れていきます。こう離れたときには遠方が開けるので風光明媚な素晴らしい景色を楽しめます。

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宮川 (打保ー坂上 右側車窓)

そうして坂上駅に到着。2面3線の少し大きな駅で、駅舎は最近リニューアルされたのか新しい感じでした。飛騨市として吸収される前にあった宮川村の中心駅として役割を果たしていて、駅前にはJAやガソリンスタンドがあります。なんにもない区間が多すぎてちょっと建物あるだけでも安心できてしまうほど感覚が狂ってきましたw

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坂上駅

坂上駅から角川駅まではトンネルが多く、また川との交差を繰り返します。トンネル出たら橋、渡り終えたと思ったらまたトンネルという楽しい区間です。その橋を渡る一瞬の間に遠くの方にある坂上ダムを撮影できました。

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坂上ダム (坂上ー角川 右側車窓)

ダムを過ぎて少しすると角川駅に到着。某会社の影響で「カ○カワ」と読みそうですが、「つのかわ」と読みます。

そんなことより驚いたのが駅前に柵もなんもなくいきなり神社があることです。駅直結とはまさにこのこと

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諏訪神社 (角川駅前)

角川から先はしばらくほとんどトンネルです。いくつものトンネル地獄(入る度に耳キーンが起きるので地獄)を終えるとこれまでとは変わった光景に。一気に平地部が広がってきました。古川国府盆地という盆地に入ったようです。トンネルが多くてネットが途切れ途切れでしたがしばらくは安心してネットに接続できそうです。

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鷹狩橋 (角川ー飛騨細江 右側車窓)

ここで久々に前面展望。見てて気づいたのですが、ここから飛騨古川駅辺りまで進行方向右側は住宅、左側は田畑と分かれている傾向がありました。見る方向によって車窓が全然違う雰囲気なのは面白いです。途中ファミマが見えたときは「あっ、コンビニがある!」と都会人のくせにコンビニに目が行くようになってました。

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飛騨細江ー杉崎 前面展望

もうここからは一部区間除いて高山まで住宅地が続くので駅間が短くなります。下の写真は見ての通り杉崎駅入線時の車窓です。たまたまホーム先端の駅名看板が写りました。この看板ってなにか特別な名称あったりするんですかね。よくこういうの見かけるので気になってます。駅名じゃなくて「快速停車」って書かれてたりもしますよね。

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杉崎駅到着

飛騨市の中心駅にあたる飛騨古川駅では多くの乗客がいました。ところで飛騨古川駅周辺は'16年に大ヒットした映画「君の名は。」の聖地になっています。駅自体もそうですし、多くの近隣施設が登場しています。これはめっちゃ降りたい。「ちょっと飛騨古川駅で降りるから1時間位列車待ってくれないかな」と強欲にも程があることを思いながらも座席が尻を一向に離してくれないので仕方なく断念しました。

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飛騨古川ー飛騨国府 右側車窓

飛騨国府を出ると平地部分が徐々に減っていき、山地が迫ってきます。ここで古川国府盆地は終了です。またしばらく山間部を走るわけですが、飛騨細江以北ほどの狭さではなく、沿線には建物が多くあります。

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飛騨国府ー上枝 右側車窓

また変わった読み方の「上枝(ほずえ)駅」に到着です。ホームには141kmポスト(岐阜起点)が建てられていました。ここからは高山盆地に入ります。そういや高山市には飛騨古川ー飛騨国府で入っています。

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上枝駅

上枝駅を出発してからは一気に平地部が広がり、建物が増え、市街地になってきました。間もなく終点の高山駅です。

車窓からマックが見えると安心感が半端なかったです。車庫があるため線路がたくさん並び、線路敷地が広がってきました。

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高山駅到着直前 右側車窓

猪谷駅を発車して1時間3分、定刻通り高山駅に到着です

【乗換】高山

10:14 到着 == 乗換 == 10:24 出発
乗換時間 10分

ついにやってきました、高山駅。高山市の中心部になります。高山市は日本一面積が大きい市町村で、なんと大阪府や香川県より大きいという都道府県サイズの広さを持ちます。また観光都市として知られ、日本だけでなく世界中から多くの観光客が訪れます。これは降りるしかありませんね。

ま、10分しかいれないんですけど(泣)

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高山駅名標

駅名標には路線記号の「CG」が入ってました。最近更新された駅名標には入ってるようですね。

そして改札階に上がり、美濃太田方面を眺めます。ちょうど特急ひだが入線していました。

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高山駅改札階より美濃太田方面を望む

高山駅は2016年に新駅舎が完成したばかりで、ご覧の通り非常に美しい内装になっています。

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高山駅改札口・待合室

駅舎内装には飛騨産のヒノキが使われていて、「和」がきちんと表現されています。花粉症の僕としては「ヒノキ」とか「スギ」とかは聞くだけで鼻が痒くなるワードなのですが、今回限りはヒノキの良さを感じることができました。

駅だけでも高山に対する期待が高まるばかりなのですが、高山でしたことは「トイレ」と「飲み物購入」だけです。本当にありがとうございました。

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高山駅トイレ

あまり悠長にしてもいれないのですぐにホーム階に戻ります。次に乗る列車の向かいのホームには先ほどやってきた特急ひだが停車していました。「特急だけは絶対に使わんぞ!!」と思いつつ、すでに車内混雑で座ることもできない美濃太田行きの普通列車に乗車するのでした。辛い。

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高山駅に停車中の特急ひだ

営業キロ的にはまだ半分も行ってないわけですが、ここまで来たからには最後まで普通列車で岐阜を目指していきたいところです。

北陸本線(高山~久々野(~美濃太田))

10:24 高山 == 普通(美濃太田行) (== 10:45 久々野) == 13:07 美濃太田
所要時間 163分 / 営業キロ 109.1km

高山本線3本目。今度は乗車時間なんと「2時間43分」というとんでもない区間です。新幹線の東京~大阪よりも長いって意味がわからないですw また営業キロは109.1kmと普通列車にしてはかなりの長さになります。大きな地図で見ると岐阜県をほぼ南北に縦断する形になっていて、岐阜県の広さに驚くばかりです。

10:24、定刻通り高山駅を発車。向かいホームの特急ひだともお別れです。当記事では途中の久々野駅までお送りします。

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特急ひだとお別れ

次の列車もまたキハ25形。それもロングシート。というか車内混雑で座れないという。もしこれが美濃太田まで続くなら3時間近く立ちっぱです。これは流石にキツすぎます。

仕方なくとりあえず前面展望に張り付きます。キハ25形はここ数年で製造された新型車両ということあって、運転席の設備はとても整っていました。驚いたのが乗務航路表の隣にあるタブレット端末。ここには電車のいる位置が示され、またどこにトンネルや踏切、鉄橋があるかや制限速度、停止位置目標などが表示されていました。これによって運転手の負担軽減に繋がっていて、画期的なシステムであると感じました。

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キハ25形 運転席

多分これのことかなと思います。さすがJR東海です。

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次の飛騨一ノ宮駅に間もなく到着。都会だとあんまり見ない両開き分岐器です。Yの字のようになってます。

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飛騨一ノ宮到着直前 前面展望

飛騨一ノ宮駅からは富山駅からずっと沿ってきた神通川(宮川)と離れます。Uの字を描くようなルートで大きく進路を変えて標高を上げていきます。ここは「宮村の大カーブ」と呼ばれています。

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飛騨一ノ宮ー久々野 左側車窓

列車はこのあと宮トンネルという全長2080m、高山本線で一番長いトンネルに入ります。ここでは宮峠という日本海と太平洋の分水界を超えることになります。そのトンネルに入る直前には建設中の道路が見えました。おそらく国道41号線の新道なのではないかと思います。今の国道41号線は宮峠を超えるためにカーブの激しい長い坂道になっていて、それを解消するためにトンネルでも作ろうとしてるのでしょうか。

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飛騨一ノ宮ー久々野 左側車窓

宮トンネルを出て少しすれば久々野駅に到着です。ここで下り特急と行き違いのため約6分間の停車です。せっかくなので時間を十分気にしつつ降りてみました。もし気づいたら発車してたなんて洒落になりませんので一時下車する際は時計を頻繁に確認しましょう。

まず高山駅から乗っているキハ25形! といってもさっきと全く同じですねw ドアはボタン式なので閉まっています。

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キハ25形 (久々野駅2番ホームにて)

久々野駅では多くの方が降りていました。高山で乗ったときなんでめちゃくちゃ車内混んでるのかと思ってましたが、その多くが久々野で降りる団体旅行客だったのです。これで座れるくらい車内空きました。美濃太田まで3時間弱立ちっぱは免れたようです。

さて向かいのホームには珍しい車両が停まってました。キヤ97形という事業用気動車です。在来線レール運搬に使われていて、運転室の後ろには沢山のレールが積載されてました。働く車両を間近で見れることは早々ないので貴重な体験になりました。

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キヤ97系 (久々野駅3番ホームにて)

下の写真は久々野駅名標とキハ25形です。ちょっとイイ感じの写真が撮れたかと当時は思ってましたが、PCで開いてみるとそこまでって感じですね...w 写真って難しい...。

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久々野駅名標とキハ25形

久々野駅は山間部にありますが、駅周辺は住宅が密集していました。高山中心部に行く方のベッドタウン的なところでしょうか。

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久々野駅東側

このあと進む美濃太田方面には左手に牛伏山と奥にはシゲ島山があります。列車はこのあとこの2つの山の隙間を縫い抜けていきます。

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美濃太田方面

少しすると美濃太田方面から特急ひだがやってきました。特急ひだに使われるのはキハ85系という列車です。また機会があれば特急ひだで高山駅周辺観光してみたいですねえ。通過していく車内は席がほとんど埋まっていて、特急の高い需要が見られました。

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通過する特急ひだ (※)

10:45には列車は発車します。特急が通過したところで早めに乗り込み、発車を待ちます。すっかり車内に放置されてたH氏は座席に深く座って寝かけてました。美濃太田まであと142分、岐阜はまだまだ先の高山本線乗り潰し。vol.1はここで終了し、久々野から先の後半は次回記事でお送りすることにします。

次回予告

次回、「青春18きっぷ周遊録 高山編'18春 vol.2」4月20日(金)22日(月)投稿予定!

普通電車だけで高山本線完乗の旅も後半戦、北陸編と同様にvol.2にて完結します。お楽しみに。