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アニメ、鉄道、ゲーム、コンピューターなどサブカルチャー系を綴る個人ブログ。マイペースにやっております。

ただひたすらのんびりと...身延線を完全乗破【青春18きっぷ周遊録 身延編'18春】

'18春シーズン、最終章「身延編」

都心からまあまあ近いけどあんまり有名じゃない山岳秘境線「身延線」を全区間乗破! 今年の冬アニメ「ゆるキャン△」の聖地巡礼がてら18きっぷ5回目分を消化してきましたよ~。

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当記事キービジュアル (該当写真は※印で後に記載)

以下記事では当ブログシリーズ「青春18きっぷ周遊録」についての紹介を掲載しています。当シリーズ記事が初めての方はチェック! 

blog.esupi.jp

合わせて、'18春シーズンの18きっぷ利用予定を別記事でまとめてます。コチラもどうぞ。

blog.esupi.jp

今回のルート

総距離: 88.4km / 総乗車時間: 173分

なんともシンプルなルート地図で。4月5日木曜日、春休みも18きっぷ利用期間も残りわずかということで18きっぷ5回目分を使ってきました。はっきりいって「18きっぷの消化」が目的なのでそんな大した準備もせず、お金を使うこともあまりせず...といったサクッと日帰り旅です。

今回は「身延編」ということで名前の通り「身延線」の全区間、甲府~身延~富士宮~富士と乗り潰してきました。しかしこれはあくまで副目的で本当の目的は」の聖地巡礼です。冬アニメ準覇権(覇権はポプテピピックになってしまった)の「ゆるキャン△」ですが、作品内で登場する場所は身延線沿線がモデルになっているところが多く、身延線はまさにゆるキャンの聖地巡礼路線なのです。

これまた友人Hと同行。アニメ嗜好がなかなか被らないHとesupiですが、珍しく被ったのでこれは一緒に聖地巡礼に行くしかない...
ということでアニメが終了して間もなくして行ってきたわけです。

さて身延線はすべてJR東海区間です。甲府までは東京から中央本線(JR東日本)でやってきました、中央本線はまた今度のシーズンに取り上げる予定なので今回は省略。また富士から東京まではやはり過去取り上げた東海道本線なのでこれも省略。シンプルに身延線だけの記事です。

そして身延編は当初2本立てでお送りするとしていましたが、1本で収まりそうなのでこの記事限りとさせていただきます。といっても無理やり1本で収めたので今回の記事は多分EspLog最長です。サクッと読める量じゃないと思います。すみません。

【スタート】甲府

甲府 == 13:32 出発

スタートは身延線の終点「甲府駅」から始まります。起点の富士駅まで上り線を行くことになります。

その前に都内から甲府までのルートをちょっと紹介。朝から中央線を使って来ました。途中山梨市駅で聖地巡礼目的で途中下車し、山梨市駅からまた中央線に乗り、お昼ごろに甲府に到着しました。

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山梨市駅に到着する211系

甲府には12:17に到着。ここで1時間ほどの昼食やら駅周辺の散歩やらしたいと思います。改札口の案内には「JR東日本」しか書かれていませんが、これから乗る身延線はJR東海の管轄で、中央線と駅自体の管轄がJR東日本となっています。

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甲府駅 改札口

改札口近くの売店には山梨名物「桔梗信玄餅」が販売されてました。僕は買わなかったのですが、Hがさっそくここでお土産として購入してました。

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改札口近くの売店にて

甲府駅南口に出てきました。写る建物は甲府駅に隣接したセレオ甲府で3年前に改装オープンしたものです。山梨県の代表駅ということで駅周辺は綺麗に整備されています。

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甲府駅 外観

南口を出て少し東へと歩くと甲府城跡があります。別名舞鶴城で、現在は舞鶴城公園として甲府駅周辺の観光スポットとなっています。豊臣氏大名によって築城されたこの城はかつては徳川氏を牽制する重要な役割を果たしてたとかなんとか。明治維新後に取り壊されてしまいましたが、現在はその跡地の保護および整地が進んでいます。

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甲府城跡

さてこの舞鶴城公園ですが、天守台に登って甲府盆地を一望することができます。この日は厚い雲が空を覆う微妙な天気でしたが、天気が良ければ富士山の頂上付近も見えるんだとか。

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天守台からの景色(南方面)

今度は北方向を見ます。わかりにくいですが中央横方向にJR線が走り、左の橋は線路を越えるために架かっています。実は甲府城はもっと広い敷地だったのですが、中央線開通によって南北に分断されてしまったのです。よって現在は南側は舞鶴城公園として、そして北側は歴史公園となっています。甲府駅も元は甲府城敷地だったそうです。

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天守台からの景色(北方面)

天守台から下りて敷地内を散歩します。桜が咲いていました。この日(4月5日)満開の時期は既に過ぎ、所々緑になっていました。

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甲府城跡敷地内に咲く桜

さらに南へと進むと堀があります。立派な石垣に立派な堀、甲府城がかつてとても立派な城であったことが想像できます。

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甲府城跡 堀

史跡観光はこのへんにし、あとは適当に甲府駅周辺を歩きました。舞鶴城公園の近くには山梨県庁、甲府市役所、近代美術館、警察本部など山梨県の重要機能がここに集中しています。中でも山梨県警察本部などが入る山梨県庁防災新館の建物には圧巻されました。5年前に竣工した新しい施設です。

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山梨県警察本部

とまあ身延線の記事なのにあまり長くなるのもよくないのでこのへんで。ちなみに昼食は山梨らしいものをと思ってましたが、色んな事情で駅近くのモスバーガーで食べました。期間限定のクリームチーズテリヤキバーガーおいしかったです。

身延線(甲府~甲斐常葉)

13:32 富山 == 普通(富士行) == 14:44 甲斐常葉
所要時間 72分 / 営業キロ 34.3km

いよいよ身延線乗りつぶし開始! まずは身延駅手前の甲斐常葉まで行きます。甲斐常葉で降りる理由はやはり聖地巡礼目的です。

4番線から発車する富士行きに乗ります。身延線の全区間を走る電車は1~2時間に1本しかなく、甲府発の半分以上は鰍沢口、逆に富士発の半分以上は西富士宮行きになっており、鰍沢口~西富士宮の本数はかなり少ないのです。この区間は衛星写真に当てはめるとわかりやすく、身延山地と天守山地の隙間を富士川にほぼ沿って縫うように走ります。

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甲府駅 改札口上方電光掲示板

4番線に止まっていたのは2両編成の313系! 意外といったら失礼ですが、身延線は前に乗った高山本線と違って全区間電化しています。さて乗車するともう既に車内いっぱいで立つことになりました。多分鰍沢口までにほとんど降りるだろうと期待しつつしばらく前面展望に張り付きます。

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4番線に停車中の313系

定刻通り甲府駅を発車。中央線と並走して東へと進みます。最初に到着する金手駅はすぐそこを中央本線が走りますが、身延線しか止まらないJR東海の駅です。

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金手駅停車中 前面展望

金手駅を出発すると電車は左へと急カーブして進路を変え、そのカーブの途中にある善光寺駅に到着します。

その後電車は富士方面に向かって南に進み、1面2線の南甲府駅に停車します。ここで下り甲府行きの電車と交換。特急も止まる主要駅ということで降りる方も多少いました。駅近くには留置線があり、車両基地としての役割も果たしています。

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南甲府駅 発車直後 前面展望

しばらく住宅が続いてましたが段々ローカル線らしい長閑な風景になってきました。それにしても駅間が1~2kmと短いため、発車してすぐに「間もなく~」と次の駅の自動アナウンスが入ります。ローカル線にしてはちょっと意外な感じです。

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国母ー常永 左側車窓

電車は常永駅に到着。ここからは甲府市を出て中巨摩郡昭和町に入ります。前の駅の国母駅付近に境界があります。

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常永駅名標

電車は中央市に入ります。東花輪駅ではまた富士行きの電車と行き違います。ちなみに常永駅から東花輪駅までの範囲では身延線と交わるようにリニア中央新幹線の山梨県駅(仮称)の建設が元々計画されていました。しかし現在の計画では身延線と接続はせず、中央市内にバスで連絡する駅を作ることになりました。もし身延線の駅と合体するリニア新幹線の駅があれば、その駅だけ身延線内で桁違いの規模になっていたかもしれませんねw

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東花輪駅 ホーム

段々と山地が近づいてきました。笛吹川を渡って山にぶつかりそうになるところで進路を西へと変え、間もなくして甲斐上野駅に到着です。身延線は駅構内に踏切がある駅が多いですね。

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甲斐上野駅 発車直後 右側車窓

次の芦川駅を出ると笛吹川の支流にあたる芦川を渡ります。

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芦川 (芦川ー市川本町 右側車窓)

この辺は特に駅間距離が短く、1kmを切る駅間もあったりと都心の地下鉄並みです。市川本町駅と市川大門駅はたった900mしか離れてません。その市川大門駅ですが特急も停車する主要駅となっています。驚いたのが中国風の駅舎。「なぜ中国?」ってなり調べてみたところ、この駅の近くにある公園が中国風になっているんだとか。それで「なるほど...」となるわけもなく「なんでそれも中国!?」となって更に調べてみると、市川大門駅がある市川三郷町の名産品が「書道用紙」で、それにちなんで「書道のまち」として中国の関連名碑を園内に設置しているということ。なかなか面白い事情ですね。

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市川大門駅舎

www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp

市川大門駅を視界が開けて遠方に南アルプスの山々が見えます。この付近で笛吹川は釜無川など沢山の川と合流して富士川になります。

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市川大門ー鰍沢口 右側車窓

そして甲府駅発の区間列車の終着駅「鰍沢口駅」に到着です。やはりここでも下り列車と交換です。鰍沢口駅の場所は逆三角形をした甲府盆地の下頂点付近にあたります。ということはここで甲府盆地は終了し、いよいよ山岳部を電車は走っていくことになります。身延線の真骨頂はここからです。

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鰍沢口駅ホーム

電車は富士川に沿っていくと思いきやここで一旦富士川から離れていきます。しばらく山間部を走ったあと、甲府駅を出て初めてのトンネル「割石トンネル」に入り出たところで落居駅に到着です。鰍沢口駅からは5kmも離れています。車窓も含め急にローカル線らしくなってきました。

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落居駅名標

落居駅の次の甲斐岩間駅では富士川と合流し、駅周辺は少し広い盆地になっています。旧六郷町の中心駅として特急電車も停まります。駅すぐ近くには中部横断自動車道の六郷ICがあります。このICは去年開業したばかりの新しいもので、甲府方面はすでに開通していますが、静岡方面は2018年度開通予定で現在の終点になっています。

甲斐岩間駅を出るとまたトンネルに入り、出てすぐに久那土駅に到着。久那土駅付近からは桜を高い位置から見ることができました。このあと電車は山地に突入し、またトンネル...と車窓をあまり楽しめない区間が続きます。

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久那土ー市ノ瀬 右側車窓

勝坂トンネルを出てすぐ市ノ瀬駅に到着。狭い山間部の山裾をひたすら走る区間が続きます。正直ここらへんはほとんど車窓のネタありませんw

そして電車が小さな集落に入ったところで甲斐常葉駅に定刻通りに到着です。

【途中下車】甲斐常葉

14:44 到着 == 途中下車 == 16:06 出発
途中下車時間 82分

聖地巡礼目的ということで甲斐常葉駅で下車します。82分も必要ないのですが、次の電車が82分後にしか来ないんです...w

この駅で下りたのは僕たち2人と、地元の方らしき男性1人の合計3人でした。甲府から乗ってきた313系とはここでお別れです。

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甲斐常葉駅停車中の313系

電車は富士駅へと向かっていきます。電車が離れていくと駅周辺は一気に静かになり、見知らぬ土地にぽつんと2人残されます。聞こえるのは小鳥の囀りだけです。

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富士方面へと発車する313系

駅名標を見て初めて知りましたがいつの間にか身延町に入ってました(実は久那土から)。甲斐常葉駅で下りたのはやはり「ゆるキャン△」の聖地巡礼が目的です。でなければきっとこんなところで態々降りないでしょうw ゆるキャンの整地は身延町内にいくつか点在しているのですが、ここ甲斐常葉駅の近くにある下部小中学校跡は作品で登場人物たちが通う学校のモデルとして登場する重要スポットなんです。

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甲斐常葉駅名標

聖地巡礼関係の話はまた今度「聖地めぐりたび!」で取り上げるとして、それ以外の話題をこの記事で紹介していきます。

blog.esupi.jp

甲斐常葉駅前にはだだっ広い駐車場が。周辺には住宅があり、そのすぐ後ろには山がずしりと据わっていました。コンビニなどの店はある気配もなく、駅周辺にあったのは薬局だけでした。それにしても人が全然いない!!

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甲斐常葉駅前広場

そしてこちらが甲斐常葉駅の駅舎。2000年に改築された比較的新しい駅舎です。右にあるのは待合室です。まっすぐ進むと駅構内の踏切を渡り、そのままホームへ行くことができます。ホームは1面2線で時間によってはここで列車交換が行われます。無人駅で改札はありません。

乗車人員は1日たったの38人。1950年台には1000人に迫るほどいたそうですが、急激に駅周辺の人口が減ってこのような状況です。今このタイミングで初めて知ったのですが、身延線って今年で全通90周年なんですね。

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甲斐常葉駅舎

駅すぐそばには常葉川という富士川の支流が流れています。まあまあ幅広の川です。

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常葉川 (駅付近の橋から)

このあと聖地巡礼を済まし、駅へと戻っていきます。途中特急ふじかわが颯爽と通過していきました。特急ふじかわには373系が使われています。

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373系(特急ふじかわ) (奥に甲斐常葉駅)

びっくりしたのが、所々こんな警報機のない踏切?のような場所があることです。ガードレールが切れていて、その先も道が続いてるので一応踏切なのかもしれませんが(真偽不明)、こんな踏切はいくら安全を確認しても怖くて渡れません...w この近くには「危険ですから近くの踏切を通行して下さい」と書かれたJR東海の看板がありました。都会じゃありえない光景です。

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警報機のない踏切 (甲斐常葉駅付近)

まだ次の電車まで時間があって暇なので、遠くから甲斐常葉駅の全景を撮影してみました。ちょうど甲府行の電車がやってきていました。こんな構図の写真はあまり撮らないのですが、自己満足ながら良い感じに撮れたので今回のキービジュとなりました。

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甲斐常葉駅全景 (※)

82分間をこの駅周辺で潰せるわけもなく...。まだ時間ありますが駅の待合室でのんびり待つことにします。コンクリートむきだしのこの待合室には座布団が惹かれた木イスが置かれていました。この時期なので良かったのですが、空調設備がなかったので夏は暑くて冬は寒そうです...。ほんとに誰もいないので待合室は好きなように使い放題。Hはスマホのマナー解除してHIKAKINの動画を見る始末です。

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甲斐常葉駅 待合室

5分前になったところでそろそろホームへと向かいます。ちょっと疲れてきました。

身延線(甲斐常葉~身延)

16:06 甲斐常葉 == 普通(富士行) == 16:23 身延
所要時間 17分 / 営業キロ 10.6km

ここからたった4駅ですが身延駅まで電車に乗ります。先に甲府行が到着し、その後に僕たちが乗る富士行きが到着してこの駅で列車交換が行われました。列車はやはり313系です。

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甲斐常葉駅に到着する313系

甲斐常葉を出ると電車はひたすら山間部を縫うように走ります。途中の下部温泉駅は名前の通り下部温泉の玄関口で特急も停まります。その駅出て少しすると真新しい真っ白なコンクリートでできた高架が見えてきます。これが先ほど述べた中部横断自動車道の延伸区間です。六郷ICからここにできる下部温泉早川ICまでの区間が2018年度に、逆方向の身延山ICまでの区間が2019年度開通予定となっています。

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下部温泉ー波高島 右側車窓

建設中の高速道路の下を通れば間もなく波高島駅に到着です。ここから進行方向右側の車窓からは富士川を楽しむことができます。静岡県の沼久保駅(西富士宮の1つ手前)までずっとほぼ富士川に沿ったルートになっています。身延線は富士川を渡ることは1回も無いので、ずっと右側に川がある状態になります。車窓を楽しむなら右側推奨です!

車窓をぼーっと眺めてたらあっという間に身延駅に到着です。

【途中下車】身延

16:23 到着 == 途中下車 == 17:23 出発
途中下車時間 80分

身延線のほぼ中間地点にあたる身延駅にやってきました。ここでも聖地巡礼目的で降ります。身延駅周辺はゆるキャンの様々なシーンで登場します。

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身延駅名標

身延駅は2面3線の大きな駅で、駅員は常時配置。有人改札が設置されてました。改札の目の前にはホームがあります。

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身延駅改札口

駅周辺は非常に整備されてました。特にびっくりしたのが駅前の県道10号線。商店街みたいな感じなのですが、建物や街灯がすべて和風に統一され、さらに各建物に家紋の表示がされていたのです。ここまで徹底的に統一しているのには感動しました。古き良き日本が表現された良い町並みです。

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身延駅付近 県道10号線

身延駅近くの栄昇堂にてお土産にみのぶまんじゅうを購入。早速1個取り出して食べました。栄昇堂の近くには富士川を一望できるベンチが置かれています。

さてみのぶまんじゅうのお味ですが、甘さ控えめのあんことそれを包むもちっとした皮の組み合わせがなんとも絶妙...。シンプルですが癖になり何個も食べたくなります。

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栄昇堂 みのぶまんじゅう

www.jalan.net

饅頭を食べた後は身延橋まで歩いてきました。富士川に架かるこの橋はなんと幅233mとBIGサイズ。1923年に開通した橋は当時は吊り橋でしたが、今の橋は2代目で1972年に完成したトラス橋です。2代目といっても40年以上前なので所々錆びていて老朽化が進んでいるようです。

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身延橋

身延橋は身延駅から身延山に参拝に行く際の重要なアクセスとなっています。まだ時間があるので身延山まで行かなくともこの橋だけでも渡ってみようかと思ったのですが、この日風がものすごい強く、ちょっと橋を渡ろうとすると暴風で飛ばされそうになりました。さすがに命の危険を感じるほどだったので諦めました。

今回もまだまだ次の電車まで時間がありますが、身延駅に戻ります。次の電車は17:43なのですが、この電車なんと身延駅には17:03に到着し、40分間も停車するんです。都会じゃちょっと考えられない待ち時間...。なぜこんなに停車するのかは謎です...(身延駅で列車番号が変わっている(別列車扱い)とかいう情報もあるみたいですが)。

身延線(身延~富士宮)

17:43 身延 == 普通(富士行) == 18:49 富士宮
所要時間 66分 / 営業キロ 32.8km

結局17:03に身延駅に到着した電車に乗り40分間車内で発車を待ち続けました。車内はガラガラで空調も効いてて、風が吹き荒れる外に比べたら最高の環境でした。電車は定刻通り17:43に出発します。「あぁ、やっとか...」と。本当にのんびりした旅です。

ここからは当分富士川と並走します。進行方向右側では多くの時間富士川を楽しむことができます。僕たちは身延駅発車時には左側に座っていたのですが、いつまで経っても森しか見れないので、途中で席を移動しました。先ほども述べましたが、身延線は富士川を渡ることは1回も無いので左側に川が来ることはありません。

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甲斐大島ー内船 右側車窓

視界が川によってずっと開けているのが良いですね。相変わらず微妙な天気なのですが、それでも気持ちいい車窓です。

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甲斐大島ー内船 右側車窓

電車は内船駅に到着。山梨県最南端の自治体である南部町の中心駅です。実はこの駅もゆるキャンの聖地の1つで降りたかったのですが、帰りが相当遅くなるので断念しました。主人公の最寄り駅なんですよねここ。

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内船駅舎

平和な山間の集落が車窓に映ります。遠くの山の頂上付近にかかる霧も幻想的です。

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内船ー寄畑 右側車窓

川を挟んで向こう側には国道52号線があります。高山編vol.1でも紹介した「覆道」になってますね。そろそろ空が暗くなってきました。

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内船ー寄畑 右側車窓

何か特別な景色があるわけではありません。ひたすら富士川に沿って走り、いくつもの小さな集落を通っていくだけです。このシンプルさが「とにかくのんびりできる」身延線の魅力と言ったところでしょうか。下の写真の遠方に見える真新しい高架はやはり現在建設中の中部横断自動車道です。

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寄畑ー井出 右側車窓

井戸~十島でずっと南へと下っていた富士川は少し進路を変えます。ここからは蛇行を繰り返しながらやや東へと進んでいきます。富士川に沿う身延線もやはりここでやや東寄りのルートになります。

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井出ー十島 右側車窓

日がだいぶ暮れてきて薄暗くなってきました。誤解を招きそうなので申し上げますが、中央付近に写るオレンジの光は太陽ではなく一眼レフのなんかのライトです。南の方を撮っているのに夕日が写っていたらおかしいですねw

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稲子ー芝川 右側車窓

沿線の住宅が増えてきました。静岡県に突入し、日も完全に暮れて芝川駅に到着です。そろそろ山間部を抜けます。ゴールが見えてきました。

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芝川駅

沼久保を出ると身延線は北へ進み、そして大きくUターンして山地を避けます。Uターンの手前では車窓から山が完全になくなり、富士宮市内の夜景が姿を現しました。とても綺麗だったのですが、夜景撮影のスキルがなさすぎてブレまくりです。すみません。夜の写真って車内の自分が写り込んだりとなかなか難しいですね。

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沼久保ー西富士宮 右側車窓

まもなく西富士宮ってところで車内の様子です。甲府から1490円との表示。結構乗ってきた割には安いです。西富士宮から終点の富士までの区間は1時間に3本と一気に本数が増えます。身延線はここから富士宮市、富士市と市街地を走ります

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車内LED運賃表 (西富士宮到着直前)

西富士宮駅の次、富士宮駅に定刻通り到着です。ちょっと疲れてきました...。

【途中下車】富士宮

18:49 到着 == 途中下車 == 19:51 出発
途中下車時間 62分

B級グルメの焼きそばで有名な富士宮市にやってきました。富士宮駅は富士宮市の代表駅で特急ももちろん停まります。身延線内では起点と終点を除く駅(中間駅)の中で最多の乗降客数を誇ります。

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富士宮駅名標

ブログ的には最悪なのですが、何を思ったのか夕食は近くのイオンモール富士宮のマクドナルドでクラブハウスを食べました。とてもおいしかったです。(思えば昼も夜もハンバーガーなんですがそんなこと考える気力無いほど疲れてました)

富士宮での1時間はマックで終わりました。もう家に帰りたい気持ちでいっぱいです。

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富士宮駅 北口

富士宮には申し訳ないことをしたので今度必ず焼きそば食べに来ます

身延線(富士宮~富士)

08:14 富士宮 == 普通(富士行) == 09:02 富士
所要時間 18分 / 営業キロ 10.7km

なぜかいつの間にかピント設定が途中でマニュアルになってて、基本オート頼りでファインダーをまともに覗かず撮ってたのが裏目に出てこの先ろくな写真が撮れませんでした。天気がよくピントが合ってた富士山が見える身延線内で有数の良車窓ポイントなのですが、そのすべてを満たさない車窓をお送りします...w

先ほども述べた通り、西富士宮から終点の富士までは住宅の多い市街地をだたひたすら走るだけなので、富士山が見えない限り車窓は正直普通です。

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入山瀬ー竪堀 左側車窓

半分寝てる状態でぼーっとしていたところ、あっという間に富士駅の1つ手前の柚木駅までやってきました。下の写真は柚木駅の駅名標なんですが本当に載せるか迷ったクソ写真です。

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柚木駅名標

たった18分で定刻通りゴールの富士駅に到着! やはり富士駅到着直前は車内混雑していました。最後はもう疲れ果ててました僕たちですw

【ゴール】富士

20:09 到着 == 富士

富士駅に到着です。引き続きピントあってません。過去に東海道本線に乗った際に何度も通過していますが、降りたのは今回が初めてです。

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富士駅名標

ここでも特急ふじかわを見かけることができました。

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富士駅停車中の特急ふじかわ

僕たちはこのあと休憩する間もなく東海道本線を使って東京へ急いで帰ります。今回の旅はただ乗るだけでなく、聖地巡礼でいろいろ歩いたりしたので本当に疲れました。

帰りの車内では爆睡...これで無事帰宅と思ってたのですが、大磯~戸塚で前を走る電車が異音を検知して運転見合わせになってしまい、自分たちが乗っている電車も巻き込まれてしまいました。帰りはかなり遅くなり相当お疲れ状態で今回の旅は終了しました...w

さて、18きっぷ5回目利用分身延編いかがでしたか? 最後の方は駆け足になってしまい申し訳ございません。今になって富士→甲府と行くべきだったと後悔しています。身延線は一般人、鉄ヲタ含めあまり評判の良くない路線と聞いていましたが、僕的には派手さのない、いかにもローカル線らしいのんびりとした車窓を楽しむことができたと思います。「ただ電車に乗ってぼーっとのんびりしたい」。そんな人に身延線はぴったりだと思います。感想は以上で。ありがとうございました。

青春18きっぷ周遊録 身延編'18春 

'18春シーズン これにて完結!

これにて'18春シーズンは終了です。'16春シーズンの記事がとても長ったらしくなったので今回はできる限り簡潔に書かせていただきました。

各シーズンの合計記事本数は...

'16春シーズン - 20本
'18春シーズン - 6本

とずいぶん減りました。'18春シーズンの方がシリーズ数が1つ少ないので一概に比較はできませんが、大幅にコンパクトにまとめることができたと考えています。と同時に'16春シーズンはいかにだらだらと書いていたかがよくわかります。

成長が見られた一方で、肝心の中身はあまり成長しませんでした。語彙力は相変わらず...。所々誤魔化して書いているところもあると思います。最近はさすがにこの語彙力の低さに自分の将来を案じて読書を本格的に始めるようになりました。以前は3日坊主でしたが、最近はちゃんと何冊も読破できるようになりました。今後これで語彙力とか表現とか自分の引き出しを増やせたらと思っているのですが、すぐに効果が出るわけもなく...。まだまだ道程は険しそうです。

'16春シーズンの編集後記でも書いたのですが、あとは撮影技術の向上も。一眼レフを買ったにもかかわらず自分のスキルが追いついてなくてあまり良い写真をお届けすることができませんでした。次回までに少しでも上達したいところです。特に夜!

ちょっと話が脱線してしまいました。さて、来シーズンはどうしようかと考えているわけなんですが、できたらすぐ今年の夏も青春18きっぷを使っていきたいと考えています。今度は東北・北海道方面に行きたいんですよね。大阪在住時は行きづらかったのですが、せっかく去年から東京住みになって行きやすくなったことですし、行きたいなと考えています。3泊4日で東北6県1周とかしてみたい...。旅は計画しているときがなんだかんだで一番楽しいですねw

gdgdな編集後記となりましたが、ここで締めさせていただきます。ありがとうございました。今度のシーズンも宜しくお願いします。

'18春シーズン