2015年5月にオープンして以来、話題沸騰中の新しいカタチの本屋
『蔦屋書店』に行ってきました。
4月にオープンした大阪駅スグのルクアイーレの9Fが丸々そのフロアとなっています。
今更ながらも先日実際に行ってきましたので、その魅力などを紹介していきます。
蔦屋書店とは?
レンタルなどでもお馴染みTSUTAYAの運営をしているCCCの企画の1つ
「ライフスタイル提案」をテーマとした複合型書店です。
「蔦屋”書店”」から名前の通りもちろん本は売っていますが、本以外にも文房具,小物雑貨,デジタルアクセサリー,さらにギターや数十万する絵画なども売っており、あらゆる文化が集合した特別な本屋になっています。
いざ、梅田蔦屋書店へ
ということで先日の3連休中に実際に行ってきました。ただ純粋に本が好き(文字ばっかりの本は未だ苦手なのですが...w)という理由だけで蔦屋書店の予習は一切せずに行きました。
(↑) 時空の広場から見た蔦屋書店(上方)
大阪駅5Fの時空の広場からルクアイーレ方面を撮影しました。
少しわかりづらいですが一番上のガラス越しに蔦屋書店の看板が見えると思います。
3連休中ということもあり店内はかなり混雑。座れる席もほとんど無かったので写真はあまり撮れてないです。僕のボキャブラリーの乏しい文章から想像してくれると嬉しいです。
(↑) 7階からみた時空の広場
いきなり余談ですけどほんと今の大阪駅いいですよね。大阪駅来るたびに毎回色んなところを撮影してしまいます。写真は時空の広場を7Fからガラス越しに撮影しました。
それはさておき、蔦屋書店には5F時空の広場からルクアイーレに入ってエスカレーターで9Fまで向かうルートで行きました。
(↑) エスカレーター上がってスグの蔦屋書店
右の仕切りの向こうはたくさんのソファーがあるガーデンラウンジ、左にはスターバックスがあります。ガーデンラウンジあたりは吹き抜けになっていて明るいですが、店内は微妙に暗い感じです。ただ暗いというよりは優しい明るさと言う方がいいでしょうか。
まさか9F一面すべて本屋だと思ってなかったのでその光景に圧倒されました。あまりにも広いので、すかさず店内マップを入手しました。
本屋?カフェ?いや図書館?
マップを見ながらぐるっと1周してみました(気づいたら1周半してましたけど)。僕の第一印象は図書館でした。
他の本屋に比べ座れるところがかなり多いです。フロアを歩いていたら常に座るところが目につくくらいです。そんな環境でもあるのか店内の時間が随分ゆったりと流れているように感じました。ガーデンラウンジだけではなく本棚のすぐ隣などにソファなどいろんな種類のイスがあり、そこに座ってコーヒーを飲みながら店内の本を読んでいる人が多く見られました。
僕もこの際ということで、スタバでカフェミストを購入(実は人生初スタバでした。余談ですけどあの小さい穴飲みにくくないですか?)。パッと目についた宇宙分野(子供の頃からの興味分野です)の本を手に取り適当な革イスに座って少しだけ読みました。ちょっと僕には似合わない雰囲気でしたけどね。
(↑) 蔦屋書店にて、コーヒーを飲みつつ本を楽しむ
買うだけでなくこうやって座って店内の本を読んだり、中には家から本を持ち出して読んでいる方もいました。その時「あっ、この感じ図書館だ」って思いました。
本を飾るためだけの本棚ではない
そりゃ本棚って普通に本が収納されてて何の問題もないですよね。僕は蔦屋書店に行った後に普通の本屋にも行ったのですが、何か本棚にもの足りない感じがしました。マップにある通り、様々なジャンルに“本棚”が分かれています。“本”だけが分かれているわけではないんです。
どういうことかと言うと冒頭で蔦屋書店について簡単な紹介をしましたが、ここは「ライフスタイル提案」がテーマです。本当にその名の通りです。
例えば旅行ジャンルの本棚に行くと勿論ながら旅行情報雑誌などがありますが、しかしそれだけでなく旅行関連の雑貨が置いていたりします。デザインジャンルの本棚に行くと絵が飾ってあったりします。他にも店内の本棚には様々な雑貨が飾ってありますがこれらはほぼすべて購入することができます。本を軸に自分のライフスタイルを考えることができる、そんな空間です。
本だけではない、ライフスタイル提案のカギ
蔦屋書店には本屋だけではなく様々な専門ショップが集まっています。
マップで分かる通り、旅行ジャンルの本棚の近くには旅行相談のJTB,美容ジャンルの本棚の近くには美容専門のCu by ukaがあります。Apple関連ストアやオーディオブランドショップもあります。ギターを弾いている人もいました。
またコンシェルジュという深い知識を持った専門の方が店内に在籍していて、相談したりすることができます。
このように本だけではなく自分のライフスタイル構築のための手助けとなる環境が蔦屋書店には整っています。
他にもたくさん、多くの人々が魅了される店内環境
- ガーデンラウンジの近くの壁には数万~数十万とする絵画がたくさん展示されています。もちろん購入することもできます。
- 本棚がある一角に大きいガラスケースがあり、そこには古書が壁に埋まるほど展示されていたり、インテリア空間ができていたりとオシャレでした。言葉だけじゃ表現しづらいし、今思えば写真撮っておくべきでした。
- 具体的に説明するのは難しいですがトイレもオシャレです。もちろん最近出来たので清潔です。
- ガラスケースにずらっと入った万年筆のコーナーもあります。値段的にとても手は届きませんが見てるだけで楽しかったです。
- 店内にいくつかiPadがあり、本の場所や在庫検索ができます。たくさんの本があってなかなか見つからない時も安心です。
- 4thラウンジという大阪駅を上から見れる素敵なラウンジがあります。(僕が行った日はイベントで貸し切りのため入れませんでした)
http://real.tsite.jp/umeda/floor/shop/4th-lounge/
写真で見る限り相当綺麗です。またの機会があれば是非行きたいです。
と、気づいたら2,3時間も過ごしていました。普通の本屋でここまで時間を使うことはないです。
予め買う本を決めずフラっと寄るのにピッタリの本屋です。いざ行ってから、自分にあった本をじっくり見つけていく楽しみを提供してくれるのが蔦屋書店の魅力の1つです。
暇がありのんびりと時間を過ごしたい方、気分転換に知的好奇心をくすぐられたい方、そして自分のライフスタイルを構築していきたい方にはオススメの本屋です。興味があれば是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
(編集後記:ボキャブラリーが乏しくて申し訳ないです。普段は画像に頼ることが多いですが今回みたいなこともあるので、これからのためにももっと語彙力を伸ばしていこうと思いました...w)