3月5日、人生で初めての四国へ上陸を目指します。
今回は名古屋方面!18きっぷ利用1回目分は名古屋編'16春('16春シーズン記事内では以後名古屋編)とします。
(↑) 当シリーズキービジュアル
以下リンクの記事にて当ブログのシリーズ「青春18きっぷ周遊録」についての詳細を掲載しています。はじめての方は是非ご覧ください。
'16春シーズンの18きっぷ利用予定はコチラの記事にて投稿しています。
今回のルートと目的
Googleマイマップにて作成。
路線は主要駅と重要なカーブにある駅だけ結んでいるので正確ではありません。路線カラーはJR西日本おでかけネットをもとにしています。◆がスタート駅、◆がゴール駅、■が乗換駅、★がメイン目的駅です。
スタート駅はJR難波駅。後ほど紹介しますが関西本線全制覇のためこの駅をスタート駅に設定しました。
ゴール駅はお馴染み大阪駅。大ターミナル駅だとゴールの気分をより感じれるのではと思っただけです。
目的
メイン目的駅:名古屋駅
- 関西本線全制覇
JR難波駅~名古屋駅は関西本線と路線で繋がっています。実際のところ起点は名古屋駅なのですが、終点のJR難波駅から名古屋駅へと逆に向かっていきます。往復東海道本線ではさすがにつまらないと思ったので、時間はかかりますが往路は関西本線で行くことになったわけです。 - リニア・鉄道館へ行く
名古屋駅からあおなみ線(非JR線)を使って、金城ふ頭駅が最寄りのリニア・鉄道館へ行ってきます。
それではスタート!
当ブログ記事における無音カメラの使用についてはコチラをご確認ください。
JR難波駅
JR難波駅 == 8:07 出発
3月5日(土)、天気は晴れ、寒くも暑くもなく冬にとってはお出かけ日和といえる気候です。7:35、JR難波駅に到着しました。
この日は僕の好きなラブライブの一番くじプレミアムがあったので始発からアニメイト日本橋まで行っていました。無事買えたもののさすがに4:30に起きたので普通に寝不足。近くの松屋でさっと軽い朝食(とか言いながら牛めし大盛り)を済ませ、いざ出発です。
(↑) JR難波駅北出口
(↑)朝のJR難波駅は人もまばらです。駅名看板のふりがなを見て驚く方もいるかもしれませんが、JRの難波駅ではなくJRのJR難波駅です。南海電鉄の難波駅と区別するために「JR(じぇいあーる)」が駅名自体に含まれているのです。
行ってきます! pic.twitter.com/fzL7BpImnK
— esupi (@_esupi) 2016年3月4日
まだ時間はありますが早めに改札内に入っておきます!18きっぷは自動改札では使えず、有人改札で見せる必要があります。その日の最初に改札を通るときは日付の入ったスタンプを押してもらいます。18きっぷでしかできない体験です。(大ターミナル駅では有人改札が大混雑することも多く不便な面もありますが...)
しつこいですが「人生初」の18きっぷの旅が始まりました。
(↑) 1回のところにスタンプが押された18きっぷ
8:07発の加茂行き快速に乗ります。もちろん、終点の加茂駅まで行きます。JR難波~加茂の快速は休日朝には計2本しかありません。
(↑) JR難波駅3番ホーム停車中の221系と電光掲示板
大和路快速でもお馴染み221系。隣は普通王寺行きの201系です。運転手さんが色々準備をされていたので少し離れての撮影です。
(↑) JR難波駅3番ホームに停車中の221系
それじゃ、しばらく行ってきます!
(↑) 駅名標と18きっぷ
一番前の車両に乗ったんだけど誰もいなくて泣ける。
(↑) JR難波駅発車直前の車内
大和路線(JR難波~加茂)
8:07 JR難波 == 大和路快速(始発,加茂行) == 9:04 加茂
所要時間 57分 / 営業キロ 54.0km
大回りでもよく乗る、自分にとってはお馴染みの路線です。乗り慣れているので軽く紹介程度です。
旅のお供に必須のいろはす。いろはすがかっこよく見えるベストショットです。
(↑) 今宮駅通過中のいろはす君と18きっぷ
ものの20分位でこんな田舎っぽいところまで来ます。下の方に写っているのは大和川です。大阪から奈良にかけての山間部は大和川と何回も交差します。
(↑) 河内堅上駅付近
山の間をすり抜けて、あっという間に奈良にやってきました。下の方に写っているのはやっぱり大和川です。
(↑) 三郷駅手前付近で見える大和川
奈良県のJR駅で一番の乗降車数を誇る王寺駅に停車後は奈良まで各駅停車となります。とはいえ駅間が長いのでスピードは早く、奈良盆地を颯爽と駆け抜けます。駅から離れた線路付近は広々としていて気持ちが良いです。
(↑) 王寺ー法隆寺 車窓
大和路快速は実は「天王寺」「久宝寺」「王寺」「法隆寺」と4連続で寺の付く駅に停車することになっていたりもします。めっちゃどうでもいい。
8:49、奈良駅に到着です。車内は若干混んでいましたがほとんど客は奈良線乗り換えのためにココで降りてしまいすっかりガラガラ。
(↑) 奈良駅停車中、車内からドアの方を
長く停車することもありますが、1分の停車で終点加茂へ向けて発車です。
木津から東へ大きく曲がり、定刻通り加茂に到着しました。
(↑) 加茂駅名標
加茂まで乗ってきた221系、加茂駅1番ホームにて撮影
加茂駅
9:04 到着 == 加茂駅乗換 == 9:36 出発
乗換待ち時間 32分
実はというと大和路線にはもう1本遅い電車に乗っていても間に合いますが、1本早い電車に乗って乗り換え待ち時間を30分ほど確保しました。よほど時間が厳しくない限り乗り換え待ち時間はゆとりを持って計画しています。
加茂駅では大和路線から関西本線(加茂~亀山)へと乗り換えです。
(↑) 加茂駅構内電光掲示板
向かいの2番ホームから発車です。1本早い電車での到着ですが、恐らく僕のように関西本線に乗り換えるであろう方がちらほらいました。
大和路線は運行本数の多い通勤系の路線ですが、関西本線(加茂~亀山)は単線&ICOCA非対応&非電化区間と一気にローカルチックな路線となります。運行本数も1時間に1本程度です。関西本線経由で大阪から名古屋へと向かう人は僕みたいな乗り鉄くらいしかいません。
(↑) 2,3番ホーム。奥の留置線にはあとで乗る車両と同じキハ120形が。
亀山方面と続く線路の向こう側には山が。駅構内のたくさんの線路は1本に収束します。僕はココから先も数回乗ったことがありますが、初見の方からすればこの先どんな風景が待っているのかワクワクしますね。
(↑) 加茂駅名標と亀山方面に続く線路
駅構内をうろちょろしたり、トイレに行ったりとしているうちに間もなく電車がやってきました。
関西本線(加茂~亀山)
9:36 加茂 == 普通(始発,亀山行) == 10:59 亀山
所要時間 83分 / 営業キロ 61.0km
1本早い電車で加茂駅に来ていましたが、次の電車が加茂駅へやってきました。そして間もなく亀山方面から電車がやってきたのですが...
(↑) 停車中のキハ120形
大混雑!
過去に大回り乗車した際でも意外と混んでいた関西本線ですが、今日の混み具合はまた別格です。2両の短い電車に乗り換え客が次々と入っていきます。この日はとても気温が高くアウトドア系の格好をした方が多かったので、ピクニックでも行くのでしょうか?
(↑) キハ120形の折戸式ドア
折戸式のドアは個人的に大好きだったりします。開閉時のあの動き、ハマりません?また加茂~亀山は無人駅が多くあるため、整理券発行機が車内にあります。
ワンマン運転が多いのですが、この日は運転手に加え車掌が2人も乗車してきました。何か沿線イベントがあるのでしょうか?
そして9:36、定刻通り出発しました。車内は非常ににぎやかです。そんなにぎやかな車内の会話からは月ヶ瀬口駅で降りるというような話がちらほら聞こえてきました。結局何のイベントかわからなかったですが...。また、月ヶ瀬口駅までの車窓は撮影できませんでしたが、自分の目にはしっかり焼き付く良い(語彙力死亡)車窓でした。
そして9:57、月ヶ瀬口駅に到着しました。案の定3分の2以上の方がここで降り、さらに乗っていた車掌のうち1人が降りてしまいました。僕も興味本位で下車しようか迷いましたが時間の都合上諦めました。駅周辺はのどかなとこです。次の駅からは三重県に入ります。
(↑) 月ヶ瀬口駅停車中
人もだいぶ少なくなり撮影できそうです。ドア近くの小窓に張り付きました。次の島ヶ原駅では行き違いのためしばらく停車...。単線お馴染みの光景ですが、僕にとってはなかなか珍しいものです。
(↑) 島ヶ原駅にて行き違いになる加茂行きのキハ120形
電車は引き続き木津川に沿って東へと行きます。
(↑) 島ヶ原ー伊賀上野。下の方には木津川が、奥の広い敷地はキャンプ場です。
一旦山間部を抜け、平野部へと。間もなく伊賀上野です。関西本線の主要駅となります。
伊賀上野駅到着直前になにやらJR線とは違う単線の鉄道路線が見えてきました。コチラは伊賀上野駅と近鉄大阪線の伊賀神戸(イガカンベ)を結ぶ伊賀鉄道です。また機会あれば一度乗ってみたい路線です。
(↑) 伊賀上野駅到着直前に見えた伊賀鉄道の線路
10:14、伊賀上野駅到着。
(↑) 伊賀上野駅名標
ここでも多くの方が降りたため、ついにボックスシートの窓側を確保することができました。亀山はまだまだ先です。やっと座れます。
電車はこのあと畑が一面広がる伊賀盆地を駆け抜けます。
(↑) 佐那具ー新堂 車窓
10:31、柘植駅到着。ここでは行き違いだけではなく、東海道本線の草津駅に繋がる草津線の乗換駅でもあります。柘植駅は関西近郊区間の端なので大回り乗車のときはいつもここで草津線に乗り換えていました。ですが今回は18きっぷのためもっと東へと向かいます。ここからは初乗車区間です。
(↑) 柘植駅反対側ホーム
あとから加茂行きの電車がやってきました。実は連結部とかもかっこよくて大好きです。わかってほしいこの気持ち。
(↑) キハ120形連結部
柘植駅発車後からは伊賀盆地を離れ再び山間部へと入ります。ちなみに僕はこのへんで爆睡しました。せっかくの初乗車区間なのにやらかしました。気づけば間もなく亀山駅に到着というところでした。
ということで、10:59、定刻通り亀山駅に到着です。2両の気動車に約1時間半揺られて、伊勢平野へと抜けてきました。
(↑) 亀山まで乗ってきたキハ120形。4番ホームに停車中
亀山駅からはJR東海の区間となります。ココで少しの間JR西日本とはお別れです。ココから先はいつもとは全然違う光景が見れそうで非常に楽しみです。
次回青春18きっぷ周遊録vol.3は、いよいよ名古屋へ!お楽しみに。
【次】