3月5日、青春18きっぷ1回目、名古屋方面へ向けて移動の最中。
ディーゼル車に揺られ、JR西日本とJR東海の境目の亀山駅に到着しました。
(↑) 当シリーズキービジュアル
以下リンクの記事にて当ブログのシリーズ「青春18きっぷ周遊録」についての詳細を掲載しています。はじめての方は是非ご覧ください。
また、vol.1では今回の旅のルートや目的など掲載しています。
亀山駅
10:59 到着 == 亀山駅乗換 == 11:24 出発
乗換待ち時間 25分
(↑) 4,5番ホームの亀山駅名標
11:24、定刻通り亀山に到着しました。ここはJR西日本とJR東海の境界駅ですが、駅自体はJR東海が管轄しているため、駅の様々な部分がガラッと変わってきます。
JR東海のカラーはオレンジみたいですね。
改札から出てきました。JRロゴの色もやはりオレンジですね。JR東海は東海道新幹線でお世話になったくらいで在来線に乗るのは今回が初めてです。
(↑) 亀山駅 一部外観
乗り換えまで少し時間があるので駅を探索してみます。
コチラ(↓)は到着後、向かいの5番ホームに停車していた参宮線普通電車鳥羽行のキハ48形です。こういった国鉄風の車両がまだまだ現役というのは、なんか応援したくなりますね。
(↑) 亀山駅5番ホーム停車中のキハ48形
向こうは柘植方面です。わかりにくいですがやや左奥の方にある赤い橋みたいなやつは転車台です。到着直前車窓からすぐ近くで見れたので興奮してました。もう現在は使われていないみたいですが...。右端に写ってる電車は211系かな?
(↑) 亀山駅4番ホーム東端から見た柘植方面
それにしても初めて来る駅は新鮮な発見がたくさんできて面白いですね。今後も色んな駅を訪問してみたいです。18きっぷはいくらでも途中下車できるのがいいところですね。こうやって一瞬改札から出て駅舎を撮りたい時は便利です。駅員さんには少し迷惑ですけどね。
(↑) 亀山駅舎
あっという間に電車が来る時間が近くなってきました。席取りのため早めにホームに並んでおこうと思います。ココからは四日市名古屋方面へ、最後の関西本線の区間です。
(↑) 亀山駅ホーム橋上にある電光掲示板
11:24に発車の名古屋行快速に乗ります。初めて乗るJR東海の在来線、楽しみです。
関西本線(亀山~名古屋)
11:24 亀山 == 快速(始発,名古屋行) == 12:35 名古屋
所要時間 71分 / 営業キロ 59.9km
もう名古屋まであと少しです。電車がやってきました。
(↑) 亀山駅1番ホーム停車中の313系2両編成
ちなみにこの電車を見た時の第一感想がコチラ(↓)
思ってたよりも亀山ー名古屋の運用車両キレイで快適
— esupi (@_esupi) 2016年3月5日
沿線にお住まいの方々申し訳ございません。自分の中には本数の少ない区間の電車は(さっきのキハ48形みたいな)古い車両を使用しているイメージしかありませんでした。日中は1時間に1本しか来ないみたいですが、亀山駅から席が埋まるほどの混雑ぶりでした。本数が少なく利用者が集中する路線の車両はこういった新型車両への置き換えが進んでいるのでしょうか?(近鉄との競合対策でもあるのかな?) 中は4列クロスシートで普段乗っているJR西日本の快速とほとんど同じ内装でした。
まあ何はともあれキレイな車両に越したことはありません。もちろん国鉄時代の電車にも風情感じる部分がありますが...。
そして無事右窓側の席も取れました。11:24、定刻通り亀山駅を出発です。
亀山駅から四日市駅までは日中1時間に1本の快速しかないため、四日市までは各駅に停車します。ワンマン電車のため主要駅以外では最前方のドアしか開きません。運転士さんは停車時に切符の処理もしないといけないので大変ですね...。
(↑) 井田川駅停車中
亀山駅の次の駅の井田川駅です。ホーム駅舎が良かったので撮影しました。見ての通り無人駅です。
鈴鹿川に沿って四日市へと向かっていきます。鈴鹿川は左側のため1回も見れていないですがね。住宅地が混在した地域を走るため車窓は単調で、桑名まで正直面白みはあまりありません。それに快適な車両であるためうとうと...。寝てはいませんが、ぼーっとしながら景色を眺めていました。
電車は工業都市としてお馴染みの四日市駅にやってきました。近鉄の四日市側より海側にあります。海側の工場へ向かうであろう線路もありました。また四日市港に続く貨物駅でもあるため、貨物列車がすぐ横に止まっていました。
(↑) 四日市駅停車中。横の線路には貨物が。
そこそこ大きな都市の駅ですが、思ったいたほど乗降車数がいませんでした。気になって調べてみたところ、四日市の繁華街から離れているのだとか(近鉄四日市駅の方が圧倒的に利用者数が多いみたい)。臨海部にあるため旅客よりも貨物事業に大きく役割を果たしている駅と言えるでしょう。
立ち客もちらほら増えてきました。電車はさらに北へと上がっていきます。
関西本線には近鉄名古屋線という競合路線があります。朝日駅からは名古屋駅までほぼ並走状態です。こんな感じに横には近鉄が走っています。
(↑) 員弁(イナベ)川。奥の橋を走るのは近鉄。
近鉄のほうが長い編成で多くの人が乗っている印象です。これはJR負けてる...?
電車は間もなく桑名駅に到着します。近鉄がホントにすぐ横を走っている状態。どちらも名古屋行の電車です。桑名駅はJRと近鉄が合体しています。
どっちが先に桑名駅に着くか!
(↑) 桑名駅到着直前(1)
(あっあっ)
(↑) 桑名駅到着直前(2)
さて、桑名駅では多くの方が乗車してきました。車内はかなり混雑しています。次は名古屋まで止まりません。
桑名駅を発車してしばらくするとこの車窓!揖斐川,長良川木曽川と3つの大きな川を連続で渡ります。濃尾平野を見渡せる穏やかな景色です。
(↑) 揖斐川
揖斐川と長良川の間には自動車道が1本しかないほど非常に細長い陸地です。そのため揖斐川と長良川を一気に渡る長い橋が作られました。その延長は914.4m!
(↑) 揖斐川と長良川の間
(↑) 長良川
長島地区が見えてきました。ココは長良川と木曽川に挟まれています。臨海側にはお馴染みナガシマスパーランドがあるところです。
まだもう1回橋を渡ります。
(↑) 木曽川
木曽川も渡りきりました。コチラも延長854mとなかなか長い橋です。ちなみに電車が橋を渡る時のあのうるさい(褒め言葉)音が個人的に大好きです。そんな音を連続して長時間聞けたので本当に良かったです。
行き違いのため永和駅に停車中。もう間もなく名古屋ですが、駅の後ろの方はまだこんな景色...
(↑) 永和駅停車中
しかしその後住宅が徐々に増えていき、春田駅手前ではいつの間にか高架を走っていました。この後しばらく離れていた近鉄名古屋線と合流し、双方高架線路を並走します。奥の方には薄っすらと高層ビル群が見えてきました。いよいよ名古屋市街へと電車は入っていきます。
(↑) 春田ー八田 車窓
名古屋車両区のスグ横を走っている最中です。JR東海の車両はオレンジが本当に多いですね。間もなく名古屋駅到着のアナウンスが流れてきました。
(↑) 名古屋駅手前で見えた名古屋車両区
在来線大動脈の東海道本線と合流していきます。上(緑色の橋)を走っているのは東海道新幹線です。ここから大きくカーブします。
(↑) 名古屋駅手前
定刻通り名古屋駅に到着しました!JR東海の駅名標のフォントは独特ですね。
(↑) 13番ホーム名古屋駅名標
名古屋まで乗っていた多くの方が降りた後、折り返し運転する電車となります。短い車両にまた次々と人が乗っていきます。
(↑) ココまで乗ってきた313系、13番ホームに停車中
JR難波駅から約4時間半での到着です。そして関西本線全制覇!1つ目の目標が達成できました。長旅とはいえ爆睡していた時間もあったので体はさほど疲れていません。いつもは新幹線で通過駅となる名古屋。これから5時間弱名古屋に滞在します。
ということで次回青春18きっぷ周遊録vol.3は、名古屋市街探索!お楽しみに。
【次】